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【ジョジョ黄金の風】第30話…天がチョッピリだけ許してくれた偶然の運命

「ブチャラティたちの元へおまえが行くのだセッコ おまえのスタンド『オアシス』がッ!」

グリーン・デイのカビの特性に気付き、一人も死ぬことなく岸に登って最悪の事態を免れたジョルノたち。

それを見て、映像を撮影しながら遠巻きに様子を観察していたチョコラータとセッコが動き出しました。

【ジョジョ黄金の風】第29話…謎の男(丸わかり)からのコンタクト



エピソード30 グリーン・デイとオアシス その①

怒涛のよしよし

ジョジョの奇妙な冒険第30話セッコを撫で回すチョコラータ

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

「良ぉお~~しッ!よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし」

ナランチャたちの必死の形相が上手く撮影できていたことで上機嫌なチョコラータは、怒涛のよしよしでセッコを撫で回します。

狂気!

一つ目の「良お~~し」の力の入れようが激しすぎる(笑)

宮内さんがあまりにもチョコラータらしくて思わず笑ってしまうヤバさです。

BGMの不快さもすごい。

原作でも相当ヤバイなと思ったんだけど、これは原作の遥か上を行くインパクト。

ジョジョの奇妙な冒険第30話チョコラータによしよしされるセッコ

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

「 良お~~し よしよしよしよしよしよしよしよしよしよし たいしたヤツだ セッコおまえは」

角砂糖のご褒美はこの二人の異常な関係性を表わす、非常に荒木イズムに溢れた描写だと思います。

一度見たら忘れられないやりとりですね。



セッコのオアシス

ジョジョの奇妙な冒険第30話ブチャラティとミスタ

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

まだカビの影響が出ていない村の外へ出るために、まずは車を手に入れようと階段を登るブチャラティとミスタ。

しかし彼らの登る石段は、セッコのスタンド『オアシス』の能力でまるで溶けるように『沈没』。

なんとも不思議な現象ですが…

沈没する石段に”はまった”ブチャラティは、その奇妙な感覚について「スティッキィー・フィンガーズの手で触れる地面の感触は硬い石段のままなのにオレは沈んでいく」と表現していました。

 

さらに本体のセッコ自身は地面の下を自由に移動するという厄介さ。

高い位置から低い位置に移動すると襲ってくるチョコラータのグリーン・デイと岩石などを泥化するセッコのオアシス、あまりにも能力の相性が良い2人はまさしく”赤い糸で結ばれたコンビ”です。

原作では小さい書き文字だった”赤い糸で結ばれたコンビ”というセリフが、はっきりミスタのセリフとして採用されていたのは何となく嬉しい。

 

あと、空き缶が階段を転げ落ちるシーンは、原作ではイマイチよくわからなかったんですが、アニメで流れに沿って見ることができてようやく意味がわかりました。

音がつくとすんなり違和感に気付けますね。

ブチャラティとカビ

ジョジョの奇妙な冒険第30話ブチャラティVSセッコ

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

「恐ろしい能力だ だがわかるのか…オレがどこに向かって走ってるのかを!」

「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ 『アリーベデルチ』!」

なんとか石段の上までは登ったものの、なおも地中を移動して執拗に追ってくるセッコに対して、ブチャラティは落下しながら待ち受けるという強攻策にでました。

 

しかしここで気になるのは、カビのこと。

なぜ、高いところから落下しているのにブチャラティはカビの影響を受けないのか?

ベネツィアの教会から引っ張られていたブチャラティの状態の謎についに触れられる時が来ました。

ジョジョの奇妙な冒険第30話セッコ

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

「あぐおああああああー あばああーっ おれをををっ」

「 おれの顔ををおああああああ ベロベロベロベロベロベロベロオオオオ」

生きている者を絶対に朽ちさせ、物や石ころには生えないというグリーン・デイのカビ。

思わぬ形でラッシュを食らってしまい、慌てて地中へと引っ込んだセッコは、落下してきたはずなのにカビの影響を受けないブチャラティに困惑していました。

その理由について、チョコ先生は見当もつかないと言っていたけど、まあ、どう考えても”そういうこと”ですよね…。

 

それにしてもKENNさんすごい。

セリフの再現度が高すぎる。

こういうキャラクターのイメージはあまりなかったんですが、とてもよくはまってるし、むしろこれまで「変なやつだなー」と思ってたセッコに愛嬌すら感じられる素晴らしさでした。



偶然の運命

ジョジョの奇妙な冒険第30話ブチャラティの真実に迫るジョルノ

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

「まさかあの時…ヴェネツイアでボスからトリッシュを救出した時 ブチャラティあの時まさかッ!」

ミスタの問いかけをひたすら無視する(聞こえてない)ブチャラティの、妙な「間」がちょっとホラーでしたが…。

ブチャラティの首筋に触れたジョルノは、皮膚の冷たさと脈の様子から、その体に何が起こっているのかを察します。

ジョジョの奇妙な冒険第30話ブチャラティ

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

「オレの『』は…あの時すでに終わっていたんだ」

命が尽きているにもかかわらず現在体が動かせているのは、“天がチョッピリだけ許しててくれた偶然の運命”だというブチャラティ。

割とあっさり人が死んでいくジョジョシリーズにおいて、こういうケースは非常に珍しいですよね。

なので初めて原作を読んだときは「え?そんなんアリなの?」とか、「それで最後に復活するとか?」なんて妙に深読みしすぎてしまい…

この時点では素直に驚いたり悲しんだりできなかった気がする。

だけどアニメでは、通り過ぎる街灯のあかりに車内が照らされる演出とBGMが絶妙なもの悲しさを醸し出していて、辛いけどかなりいい感じのシーンになっていました。



悪の限界がない男

ジョジョの奇妙な冒険第30話ジョルノブチャラティミスタ

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

「こいつにはブレーキがない!」

上空のヘリからカビにやられた人を突き落とし、さらに残酷さを楽しむように被害を広げるチョコラータのやり口にドン引きの3人。

一般人が巻き込まれようが組織の人間がいようがお構いなし。ボスが渋るのも納得のぶっ飛び具合です。

 

ジョルノとミスタはカビの殺戮範囲をコロッセオに近づかせないようにするため、合わせ技でヘリを足止め。

ジョジョの奇妙な冒険第30話ジョルノとミスタ

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

チョコラータとセッコは赤い糸で結ばれたコンビだと言われていましたが、この二人の能力もなかなか相性いいですよね。

いろんな応用で面白いことしてくれるから好き。

今回は弾丸に生命を与えてツタを伸ばし、ヘリを捕まえました。

セッコの相手をブチャラティに任せて、2人はチョコラータの元へ向かいます…。

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