ズッケェロとサーレーを退け、無事カプリ島へと上陸した一行はブチャラティだけが知る100億リラの隠し場所で、その金を受け取りに来た組織幹部のペリーコロと合流します。
エピソード9 ボスからの第一指令
幹部への昇格
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
「ハ・イッ!」
イタリア語でも「sì」以外に「うん」と「はい」のような違いってあるんだろーか…。
組織幹部のペリーコロに対してフランクな返事をするナランチャに、拳で礼儀を教えるフーゴ。
冒頭のミスタの手当てシーンでは会話がカットされていましたが、こんな細かいところにアニオリが(笑)
買い出し前の鍵で突っつくシーンもそうだけどこの二人のやり取り、本当に和みます。
アレ…?原作を読んでたときはブチャラティが一番好きなキャラクターだったのに、フーゴも結構好きかもしれない。
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「おめでとうッ!ブチャラティッ!君を『幹部』の地位に昇進させようッ!」
便器の「中」という意外な隠し場所から100億リラの財宝を取り出し、ペリーコロへと渡したブチャラティはついに組織幹部に。
喜ぶ一行にペリーコロはボスからの指令として、ボスの娘の護衛任務を言い渡します。
これでブチャラティたちはトリッシュの護衛チームとして動くことになりました。
トリッシュとブチャラティたちの初対面の場となったこの場所は『ウンベルト1世広場』がモデルになっています。
ボスの娘トリッシュ・ウナ
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「ハンカチないからハンカチ買って来てね それとストッキングのかえとジバンシーの2番のホオ紅」
ボスの娘トリッシュ、初登場時の印象はなかなかのものです。
声優は千本木彩花さん。
可愛らしい声の声優さんで、カバネリの無名の演技は結構好きでした。
トリッシュは見た目からもうちょっと大人っぽい声を想像してたけど、15歳という年齢を考えたら妥当かもしれないですね。
トリッシュが買って来いと言った「ジバンシーの2番のホオ紅」はおそらくGIVENCHYプリズム・ブラッシュの#02ラブ。
トリッシュに似合いそうな、彼女らしいピンクのチークです。
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「ア゛ァァァァッ!!」
早速トリッシュに振り回される面々…。
上着をハンカチ代わりにされて発狂するフーゴには私も驚きました。
静かに唖然としてるだけだったこのシーンにまたもフーゴのアニオリを入れてくる制作陣。
フーゴ愛されてるなぁ。
でもこのシーンはできればBGM無しで見たかったかも。
失笑を誘うお気に入りの一コマだったんだけど、BGMがつくとちょっとキレがイマイチな気が…。
あと初登場時のトリッシュのファッションが原作と違ってたのは残念ですね。
結構凝ったデザインでかわいかったのに。
序盤、ブドウ畑にいる間までの貴重な別衣装でした。
暗殺チーム ホルマジオ
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「!?」
この『特攻の拓』みたいな演出は流行ってるんでしょうか(笑)
スタンド能力の特性から買い出しを任されたナランチャはフーゴの懸念どおり道中でトリッシュを狙う敵のひとり、ホルマジオに遭遇。
不意を突かれ、ホルマジオのスタンド、リトル・フィートに右頬を切りつけられます。
ナランチャはやたらと頬を攻撃されますね。
フォークが一番痛そうだったけど…。
ちなみに、「ホルマジオ」はイタリア語で「formaggio」チーズのこと。
おいしそうな名前!
そのほかにも五部はブチャラティbuccellati(フルーツなどが入ったクリスマスのお菓子)、アバッキオはabbacchio(子羊の肉を使った料理)など、お腹が空きそうな名前がいっぱいです。
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「エアロスミス」
頬を切られて激昂したナランチャはスタンドを出してホルマジオに対抗。
エアロスミスの初お披露目シーン、とてもかっこいいですね。
プロペラ音やBGMも迫力があったし、ホルマジオ役の福島潤さんの演技もよかった!
次回の戦いの続きがとても楽しみです。
それにしても、今回の出演キャストは自転車に乗って走り出しそうなメンバーでした(笑)
スタンド名…リトル・フィート
本体…ホルマジオ
破壊力ーD スピードーB 射程距離ーE 持続力ーA 精密動作性ーD 成長性ーC
能力…このひとさし指で切りつけた相手をどんどん小さくする。いったん切られたら、もう射程距離に関係なく、どこに逃げても無限に縮んでいく。
ジョジョの奇妙な冒険51巻
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