「シンプルがいい!オレはオレのやりたい方法でこいつを殺すぜッ!」
怒りを露にするベイビィ・フェイスは、ついには本体であるメローネの命令にも背き始めました。
そして闘争心に火がついたことでさらなる成長を遂げ、ジョルノの予想する間合いを超えて攻撃を繰り出します。
エピソード18 ヴェネツィアへ向かえ!
メローネの最期
3発もえぐられたから間合いは覚えてると言い放つジョルノでしたが、ぐうーんと伸びたベイビィフェイスの間合いに対応できず、攻撃を受けてしまいました。
そういえばここの「えぐられた」「間合いは覚えてる」のセリフ、『黄金の旋風』では何故かベイビィ・フェイスのセリフにされてて、なにやらおかしな感じになってましたね。
確かメローネ戦の扱いも酷かった気が…。
気になる方はぜひ確認を…。
さて、ベイビィ・フェイスの命令無視には手を焼きながらも思いがけない成長を喜ぶメローネ。
間島さんの「ディ・モールト」、力強くていいですね。
ベイビィフェイスもますます調子に乗りますが、しかしそこはジョルノが一枚上手でした。
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
ベイビィ・フェイスが頭のパーツを移動させて受け止めたのはゴールド・Eの拳ではなく、生命を与えて拳に見せかけたバイク。
ガソリンも点火プラグも、バイクの部品を全て取り込んだベイビィ・フェイスは爆発炎上し、崩れ落ちます。
初め、原作を読んだときはなんだかよく分からなかったんですが、アニメではジョルノの説明が追加されてて結構分かりやすくなってました。ナイス。
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
そしてジョルノは、毒蛇に変えたベイビィフェイスの残骸を本体の元へと向かわせ、見事メローネの撃破に成功。
メローネは、人の行き交う駅のホームで毒蛇に舌を噛まれるというなかなかシュールな最期を遂げたのでした。
ペリーコロとリゾット
アバッキオの「ムーディー・ブルース」をダイニングチェアーのそばにて14時間以上巻き戻せ
メローネを撃破し、車を確保してベネツィアへと向かう一行のもとに届いたボスからのメール。
その指示に従い、ムーディー・ブルースのリプレイを実行すると、14時間前に亀の中に居たペリーコロさんから最後の指令が伝えられました。
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
「ヴェネツイアに無事着いたならこの彫刻のところへ行き像の中の『OA-DISC』を手に入れよ!」
ムーディー・ブルース、ほんと便利。
こういうユニークな使い方ができるのが面白いですね。
そして指令を伝えたペリーコロさんはすぐさま写真を燃やし、証拠を残さないよう拳銃で頭を撃ち抜いて自らの命を絶ちます。
カプリ島のトイレで一回会っただけだったけど、あまりにも潔すぎて悲しい…。
しかしペリーコロさんの遺体は、ジョルノたちがネアポリスの駅に着く前に暗殺チームのリーダー、リゾットによって発見され、DISCの場所を示した写真の燃えカスも回収されていました。
原作ではセリフでの説明だけでしたが、アニメでは13話のED後にそのシーンがオリジナルで追加されていましたね。
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
リゾット、実は影で色々と仕事してたんだ~。
原作ではまだ登場してないところなので、出番まで一体どんな動きをしていたのかと思ってましたが…
気になる部分をアニメが補完してくれました。
さらに今回はスタンド能力までチラ見せしてくれる大サービス。
燃えた写真の灰はあんなふうに脅して解析させてたんですね。
次回につづく…
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