エルメェスから預かっていたサンダー・マックイイーンのディスクを懲罰房にいる徐倫に手渡したエンポリオ。
再起不能になっていたマックイイーンが記憶ディスクを戻されて息を吹き返したことを聞いた徐倫はディスクさえ戻れば承太郎も復活すると確信を得ます。
エピソード7 6人いる!
ディスクの手がかりを追って捜索隊に志願する徐倫とエルメェス
そのころ、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所では敷地内農場に働きに出た二人の囚人が行方不明になるという事件が起こっていました。
消えた囚人たちを捜すために捜索隊が組まれることになり、徐倫とエルメェスはそれに志願します。
この時徐倫たちの手首には脱走防止用のブレスレット型手錠が着けられました。
親機から50m以上離れたり衝撃を加えると爆発して手首が吹っ飛ぶという物騒な代物の名前は「ライク・ア・ヴァージン」
こんなアイテムにも名前が?と不思議に思ったけどそういえばマドンナの曲に「Like a Virgin」というのがありましたね。荒木先生らしい。
「農場で使っているトラクターのタイヤ?その中にDISCがほかにもたくさんあったってのか」
「あたしの父さんの『スタープラチナ』と『記憶』のDISCもその中にあるかもしれない…」
サンダー・マックイイーンの記憶の中で、トラクターのタイヤにたくさんのディスクが隠されているのを見つけた徐倫は農場に手がかりがあると考えていました。
原作ではこの行方不明騒ぎが起こるまでにエルメェスと会話し、事情説明も終わってすでに協力関係が成り立っているような雰囲気で話が進んでいるんですが…
アニメではそのまま前話からの続きでエルメェスが徐倫に直接話を聞こうと接触してきた感じになってるので二人の間でまだ詳しい話し合いはされていない様子。
7話冒頭のエンポリオからディスクを受け取るシーンもアニメオリジナル。
この回も不自然にならない程度に色々とストーリー構成が変えられているようです。
原作でエルメェスがディスクを頭に入れようとして逡巡するシーン、かわいくて好きだったのでカットされちゃってちょっと残念。
ちなみに、エルメェスがトマトを齧ってるシーンもアニオリです。
この話が収録されているコミックス3巻のカバーそでに荒木先生がトマト栽培に関することをコメントしてたのでもしかしてそれがトマトのシーンのきっかけになってたりする…?か も。
5人だったはずの捜索隊メンバーが6人に
「あたしたちを入れて…ここに『6人』いる ここに来る時は絶対に『5人』だった!」
農場内を探し歩き件のトラクターがある倉庫に行き着いたところで、出発時は5人だった捜索隊のメンバーが1人増えていることに気付いたエルメェス。
こんな超個性的な人たちが一人増えてるのに気付かないとかある?とか思ったけど実際自分も誰があとから増えたメンバーなのか初めて見た時はわからなくて漫画のページを戻して確認したりしました。
知らない間に人が増えたり減ったりするってフツーに不気味です。
「まさか…『ひとり』増えたやつが攻撃を!!あの倉庫に…DISCの隠し場所に近づいたから…」
初めからいなかったのは一体誰なのか、あれやこれやと議論していると突然警報が鳴り始め、捜索メンバーのひとりエートロの手錠が爆発。
脱走防止とかいうレベルじゃないだろってくらいの威力でしたね…。普通に即死だし。
グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所こわ。
初見の人はオープニングで堂々と徐倫やエルメェスと並んでるキャラがいきなり爆散して驚いたんじゃあないでしょうか…。
バケツの中にいた無数のプランクトン
「な…なにが…バケツに…!!いきなりあたしの顔が…!!」
背後にあった不審なバケツを覗き込んでいたら突然水中に引きずり込まれてしまったエルメェス。
早速ハードに巻き込まれてる。
「な…なんだ…!?この…ミジンコみたいな『モノ』はッ!!」
エルメェスが不信感を抱いていたバケツの中には何もいなかったんじゃあなく、よく見えなかっただけで小さな『なにか』が無数に存在していました。
これは気持ち悪い。
この謎の生物が発している「うじゅうじゅ」はなんと4パターンも声を重ねてるそうです。
サラウンド感が増してより気持ち悪い(褒めてる)
声は加工されてるけど声優さんすごいですね。
かっこいいエルメェスのセリフと徐倫の行動
「徐倫ッ!入るなッ!水の中はッ…ヤバイッ!」
「徐倫来るんじゃあねェーッ 自分のことは自分で切り抜けるッ!!」
異変に気付き水中に助けに来ようとする徐倫を制止するエルメェス。
え…カッコ良すぎん…?
普通こんな状況になったら思わず「助けて!」って言ってしまうと思うんですよ。私なら絶対言う。
わけのわからない生物に襲われててさらに距離が離れていくことで手錠も鳴り出している…
それなのにすぐさま「入るな」って言えるエルメェスに惚れました。
もちろん来るなって言われてるのに躊躇いなく救出に向かえる徐倫もかっこいい。
7話で一番しびれたシーンでした。
徐倫とエルメェスの共闘
糸を編んで水上に道を作りエルメェスのもとに辿り着いた徐倫は、糸を出したことで空洞になっていた胴体部分を殴らせて相手の腕を掴みラッシュを叩き込みます。
さらに追ってくる敵の腕をエルメェスのシールが破壊。
完璧なコンビネーションで難を逃れました。
エルメェスがピンチの時は徐倫が冷静で、徐倫が慌ててる時はエルメェスが落ち着いてるっていうバランスがいいですね!
「妙な動きをするんじゃねーぞ てめーらの中に『犯人』はいるッ!」
なんとか危機は脱したものの、敵の損傷部分は水中ですぐに元通りに。
再び水中へと身を潜めた敵を相手にディスクを手に入れるには本体を叩かなくてはならないと考えた二人は『犯人』捜しを始めます。
PRIVILEGE CARD
名前通称:エルメェス・コステロ(23)♀
囚人番号FE-40533
房番号219
刑期8年
罪状武装強盗 前科あり
身体的特徴身長175㎝ 体重59㎏ 顔のひたいとアゴにイレズミ 豊胸手術(カネを隠し持っている)
過去かなりの借金があるようだ だが情にはあつい
スタンド名『キッス』
ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン3巻
スタンド名…キッス
本体…エルメェス・コステロ
破壊力ーA スピードーA 射程距離ーA 持続力ーA 精密動作性ーC 成長性ーA
能力…拳から出る「シール」を貼ると物体が2つになる。その「シール」をはがすと2つの物体は、ひとつに戻るが、その際、破壊がおきる。
ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン3巻
コメント