戦いの跡へとやって来た暗殺チームのメローネは、線路脇に倒れているプロシュートとペッシの姿を見つけ、その二人と戦ったのがブチャラティであると当たりをつけました。
そしてそこに落ちていた血液を採取し、スタンド能力を使ってブチャラティたちの追跡を開始します。
エピソード17 ベイビィ・フェイス
メローネ
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
「君…健康状態は…良好ですか?」
列車の個室に侵入し、女性客に偏執的な質問を繰り返すメローネ。
ホルマジオの回想に登場したアニオリシーンでも、メンバーに引かれるくらいの変態っぽさを発揮していましたが…
もう見た目からして怪しい。むしろ安心感すら覚えるほどに変態にしか見えない。
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うわあ(震)
初期のブチャラティよりも映像から受けるインパクトがすごいですね。
普通の格好をしたら兄貴と並ぶ男前なのに(笑)
そんなメローネを演じるのは間島淳司さん。
黄金の旋風の木内秀信さんとASBの野島健児さんのメローネは、見た目に寄せた感じでセクシーな喋り方でしたが、アニメ版の間島メローネは結構男性的でかっこいい声です。
確かに、かっこいい声で変態っていうほうがより不気味かも。
イメージにもピッタリでした。
ちなみに、名前のメローネ(melone)とはイタリア語でメロンのこと。
ベイビィ・フェイス
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メローネのスタンド「ベイビィ・フェイス」はパソコンのようなものから手足が生えたような『親』と、対象の血液サンプルなどに母体となる女性の情報を掛け合わせて誕生する『息子』とで構成されるスタンド。
メローネは強引に、かつ紳士的に好みを尊重しながら(?)女性の情報を入手し、ブチャラティのDNAを組み込んだ『息子』を生み出しました。
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ざっくりとした教育でベイビィ・フェイスの成長を促すメローネ。
これ、スタンド能力を使うたびにこんなことやらなくちゃいけないんですね。
遠隔自動操縦型でダメージも本体と共有していないから、教育が上手くいけばかなり強力なんだけど相当めんどくさい。
シリーズ屈指の手間がかかるスタンドです。
そして「いい母親」の影響もあり、なかなか過激に成長したベイビィ・フェイスはバイクに乗ってブチャラティたちのもとへ…。
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メローネのバイク…これはゼファーでしょうか。
原作のほうではイタリアらしくドゥカティ風のデザインだったんですが…。
なんで変えたんだろう。イタリアが舞台の今こそドゥカティなんじゃあないのかと突っ込みたい(笑)
そういえば3部で承太郎が乗ってたのもドゥカティ、億泰や露伴先生が乗ってたのはゼファーでした。
荒木先生、ドゥカティとカワサキが好きなのかな。
ジョルノVSベイビィ・フェイス
トリッシュがキャビネットに引きずり込まれ、不意を突かれてあっさりベイビィ・フェイスの攻撃を受けてしまったブチャラティ。
亀の中の異常に気づいたジョルノもまた、ベイビィ・フェイスの「バラバラにして人間を別の物質に組み替える」という能力の餌食になります。
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「トリッシュが…連れていかれる…ブチャラティが…このままだと…始末される!」
仲間が案外近くにいるのに全然気づいてもらえないの、つらいですね…。
ジョルノに「無敵」とまで言わしめたメローネのベイビィ・フェイス。
しかし、かつて無いほどに追い詰められたジョルノは、死中に活を求めてゴールド・エクスペリエンスの能力を応用し、失われた自分の部品を作り出します。
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「君が死ぬほどまでに追い詰めてくれたおかげで…ほんのちょっぴり成長できたようなんだ!…」
待望の回復手段がようやく…!
今後戦いが厳しくなってくると、ジッパーだけじゃ心許ないですからね!
ジョルノのこの能力はとっても貴重です。
これで一気に形勢逆転。
ジョルノはゴールド・エクスペリエンスの手を切り離し、生き物に変化させてベイビィ・フェイスの体の中に侵入させました。
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「ご存知『ピラニア』にだ…」
アニメだと声がついてる分、他のキャラの個性がすごく目立っててここまで何となく影が薄かったジョルノ。
久々に活躍するところが見られましたね。
ベイビィ・フェイス戦は一話でまとめられちゃうかと思ったんですが、どうやら次回も活躍が見られそうです。
スタンド名…ベイビィ・フェイス
本体…メローネ
破壊力ーA スピードーB 射程距離ーA 持続力ーA 精密動作性ー教育次第 成長性ー教育次第
- 本体から離れた遠隔操作スタンド(距離が遠いほど普通、パワーは弱くなる)なのにもかかわらず超スゴイ破壊力をもつ。
- 人間や物質を細かくバラバラに刻み、組み立て直すことによって違う形にしてしまうことができる。
- 人間の女性の体を借りて産ませた実体化したスタンドで誰でも見える。
- それはスタンドそのものに独自の「自立心」を植えつける「自動操作型」を発展させたものだが、教育を間違えると暴走するので要注意。
- スタンドへのダメージ=本体への影響ではない。
ジョジョの奇妙な冒険54巻
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