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【ジョジョ6部ストーンオーシャン】ネタ満載のアニメオープニングとエンディング

アニメジョジョ6部ストーンオーシャンの第2話からオープニング曲とエンディング曲が公開されました。

【ジョジョ6部】第2話…徐倫のストーン・フリーとグェスのグーグー・ドールズ
ロメオと弁護士に騙されて州立グリーンドルフィンストリート重警備刑務所に15年もの間収容されることになってしまった徐倫。 『FE40536』という番号を与えられ案内された施設2階の206号官房には先輩囚

歴代のジョジョアニメでも注目度の高かったテーマ曲が第6部ではどのようなものになっているのか、映像と楽曲を視聴した感想などを綴ります。



ジョジョ6部アニメOP曲とED曲

オープニング曲『STONE OCEAN』

ジョジョ6部ストーンオーシャンアニメOP曲STONE OCEAN

オープニング曲はichigo from 岸田教団&THE明星ロケッツが歌う『STONE OCEAN』。

ichigo from 岸田教団&THE明星ロケッツ

これまでジョジョのOPはワイルドな雰囲気のオトコくさい曲が多かった印象ですが6部のOP曲はなんと女性ボーカル。

明るい声とポップな映像で華やかなオープニングになっています。

6部はシリーズ初の女性主人公ですから女性ボーカルの曲はぴったりですね。

4部の『Great Days』(青木カレン・ハセガワダイスケ)にも女性ボーカルが入っていますが、こちらは男女のユニットで『STONE OCEAN』とはまたちょっと違った印象です。

荒木先生は第6部で女性を主人公にすることに大きなこだわりがあったようなのでアニメでもそのあたりを意図したのかもしれません。

JOJO第6部の主人公は女性です。なぜ『女性』なのか?そこの所なのだ問題は。JOJOの主人公なのだから顔面にパンチをくらってもヘコたれないタフさが必要だ。時にはドブの中をはいずり回る可能性もあるし、大股開きでビルの上から落っこちるかもしれない。女性にはちょっとキツイ設定だ。でもそのギャップが逆に考えてみると面白いかもと思った。しかも聖母マリア様のような大きな人間愛を持つ人。主人公は女性しかないと思った。

ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン1巻 カバーそで 荒木飛呂彦コメント

6部OPに仕込まれた小ネタ

そして今回のオープニングでは1~3部のオープニング映像を担当していた神風動画が復帰。

神風動画と言えば映像の細部にまでこだわっていろんなネタを詰め込んでくれるというイメージですがそれは今回ももちろん例にもれず、6部のオープニングもこれまでと同じようにネタが満載のアニメーション映像になっていました。

例えば徐倫がスタンドを出すシーン。

なんか既視感あるな~と思ったら…

ジョジョの奇妙な冒険3部OPと6部OP比較

3部のOPの承太郎だ!

胸張ってるポーズとか後ろからズアッとスタンドが出てくる感じが3部OPの承太郎にそっくり!

うわ~!ってちょっと感動してしまいました。

さらに徐倫は糸を使うスタンドということで…

ジョジョの奇妙な冒険3部OPと6部OP比較

ジョセフがハーミットパープルでぶら下がって移動していく演出も再現!

ひいおじいちゃんともおそろいなんて最高。

これは3部のオープニング映像を作った神風動画ならではの演出ですよね。素敵だ…。

総監督の話では6部の中には原作以上に承太郎の存在を盛り込んでいるらしいのでオープニングにも3部の要素だったり承太郎との”親子感”が溢れているのかも。

まだまだ小ネタはたくさんあって、ピアノの上に色々なアイテムが落ちてくるシーンにはエリナの人形やジョセフのウォークマン、涙目のルカのスコップっぽいものもありました。

ジョジョの奇妙な冒険6部オープニングの小ネタ

シリーズのファンには楽しくて嬉しい演出ですね。

さらに熱いのは糸が星を描くシーン。

ジョジョの奇妙な冒険6部オープニングの小ネタ

糸で描かれた星の後ろに歴代シリーズの重要なシーンやアイテムが順番に浮かび上がっています。

1部は石仮面、2部はエイジャの赤石、3部はヴァニラアイス戦で壁に穴が空いたシーン?4部はクレイジー・ダイヤモンドやシアーハートアタック猫草など主要スタンドたち、5部は矢と花。

これまでの歴史をたどったこの星が徐倫の肩の痣になるっていうのがなんだか血脈を感じさせる演出でグッときますね。

そして最後は鉄格子に近づき、空を見上げる徐倫…

その足元にあるのは蓮の花。

ジョジョの奇妙な冒険6部オープニングの小ネタ蓮の花

こんな場面で突然花がでてくるのがちょっと不思議な感じだったので何か意味があるのか?と調べてみるとピンクの蓮の花言葉は「信頼」。

「信頼」うんうん、わかる。仲間とか親父とかね。

そして蓮は仏教では極楽浄土に生まれ変わることができる人の心を表す花。

う~~~ん、生まれ変わりかぁ~なるほどすぎてつらい。

そういう意味を込めてのピンクの睡蓮なら背中がぞわっとしちゃいますね。



エンディング曲『Distant Dreamer』

ジョジョ6部ストーンオーシャンアニメED曲Distant dreamer

エンディング曲はDuffyの『Distant Dreamer』。

Duffyはイギリスのシンガーソングライターで『Distant Dreamer』は2008年発売のデビューアルバム『Rockferry』に収録されている曲です。

ゆったりとしたバラード曲と海岸線に打ち寄せる波の映像がとてもよくマッチしていてそれがまた6部のラストとも重なり…

まだ物語の最序盤なのにこれからエンディング毎にウルウルしてしまいそう。

これまでジョジョのエンディングはカッコイイとかおしゃれな雰囲気のものが多かった気がしますがこれはなんだかノスタルジックな感じでいいですね。

しかもこれがまた歌詞も6部にぴったりで素敵なんです。

My head is filled with hope of some place other than here

「私の頭の中はここではない別のどこかへの希望でいっぱい」とか、

Inside and all the while I’m wondering about my destiny

「心の中ではずっと自分の運命について思いを巡らせている」とか。

先の展開を知っててこういうのを聞くといろいろと想像が捗ってしまって大変です。

このエンディング曲は荒木さんが「徐倫っぽい」と選定した曲なんだそう。

まとめ

たくさんのネタや思いが込められたジョジョ6部のアニメオープニングとエンディング。

OPもEDもどちらも制作サイドのこだわりや熱意が詰まっていて素晴らしいですね。

徐倫役の声優ファイルーズあいさんもずいぶん気に入っているらしく、OPだけで30分語れるくらい素晴らしいと大絶賛でした。

ジョジョはすでに原作を読んでるって方も多いでしょうから皆さんOPやEDでいろんなネタを見つけて盛り上がっているんじゃあないでしょうか。

これまでのシリーズのように今後のストーリー展開によってオープニングやエンディングにも何か変化が起こったりする可能性もあるので、視聴時はクレジットを飛ばさず隅々までチェックながら楽しみたいと思います。

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