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【LoV4】創魔カード《卑弥呼》の概要と性能についての考察

lov4卑弥呼

© 1993, 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. 

ロードオブヴァーミリオン4(以下LoV4)の創魔ユニット考察のコーナー、第10回は第2弾創魔【卑弥呼(ひみこ)を見ていきます。

【卑弥呼】は魏志倭人伝などの中国史上に記されている、邪馬台国の女王です。「鬼道」を扱い、人々を惑わしていたという文献が残っていますが、占いを行う巫女であったとされています。

悪女として扱われることが多いですが、LoVではとても純真な美少女です。

神の言葉を聴くことが出来た【卑弥呼】は、村人たちから助けを求められては神の言葉を伝え、疫病や戦から村を護ってきました。そんな【卑弥呼】を村人たちは隣国に奪われないように社の中に軟禁し、【卑弥呼】もまた、「それで皆が幸せになるなら」と、喜んで従っていました。

やがて、【卑弥呼】の元を訪れた見知らぬ青年(ヴォルフ)の「神の言葉ではなく、お前の言葉を聞かせてくれ」という男前な台詞で嬉し泣きするところから【卑弥呼】の冒険は始まります。

己を押し殺して、村を護るために全てを尽くした【卑弥呼】は、今度は自分の意思でヴォルフと旅をし、ヴォルフを助けるために生きることを決めます。

そして自分が去った後の村の行く末を案じて残してきた神の宝具「苦災薙の剣」が、後に【ヤマトタケル】と深く係わることに。【卑弥呼】と【ヤマトタケル】、2人同時に創魔として復活しましたが、果たしてハッピーエンドは待っているんでしょうか。

CVは大西沙織さん。攻撃時の「かしこみかしこみ~!」がすごい耳に残ってます。LoVと度々コラボして仲良くしてもらってる「WIXOSS」のピルルク役や、「ダンまち」のアイズ役などを演じてらっしゃいますね。

イラストレーターは、とても幻想的で繊細な絵が特徴の夜汽車さんです。個人的に、LoV4で突然美少女になった【ホワイトラビット】のイラストが印象強いです。



卑弥呼の基本性能

60コスト ディフェンダー


召喚アビリティ:なし

攻撃力110  防御力80  精神力80


武装アビリティ:なし

攻撃力150  防御力120  精神力100


血晶武装アビリティ:十種・沖津鏡 (ATK↑・DEF↓)

自身が死滅するダメージを受けたとき、死滅せずHPが1になり、一定時間無敵状態になる。この効果は一定時間、再発動しない。

攻撃力220  防御力130  精神力130

LoV3時代と同じく、60コストのディフェンダーとして登場。

高い攻撃力の代わりに、血晶武装時には30コスト並の防御力になってしまいます。

【弁慶】や【カリバーン】と並んで召喚時点で攻撃力が110あるので、初手の防衛の選択肢としても無くはないかと。

前作と同じように無敵のアビリティを持っているのが特徴ですが、今回の【卑弥呼】は任意のタイミングで無敵になることが出来ません。LoV3に登場した【~哀執の剣機~】のようなアビリティですね。

効果時間は10秒。敵陣地から逃げ切るには少し短く、敵ユニットと刺し違えるには充分な時間なのかなと。攻めるのか逃げるのか、その場その場の判断が難しいユニットだと思います。



種族別の性能

lov4卑弥呼CG

© 1993, 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. 

人獣

EXアビリティ:十種・足玉

自身の持つアビリティ「十種・沖津鏡」による無敵状態のとき、移動速度が上がる。

戦場から逃げ切るのに最適な能力であるのは勿論、「あともう少しで撃破取れるのに!」という場面で敵ユニットを追いかけることも出来る万能なアビリティ。

根元ユニットのマナ加速のおかげで早めに召喚できるのも相性が良く、同コスト帯の人獣ディフェンダー内で比較すると精神力が高めなので、候補に上がりそうですね。

【イゾルデ】や【人獣エンプーサ】にはEXアビリティを無効化されてしまうので要注意です。

神族

EXアビリティ:十種・生玉

自身の持つアビリティ「十種・沖津鏡」による無敵状態のとき、HPが徐々に回復する。

毎秒30回復で、無敵時間内に9回発動し、合計270も回復することが出来ます。

無敵化が切れた後もある程度行動できるアビリティになっているので、他の種族より安定はしそうです。しかし防御力は130。油断しているとすぐ死滅するので、無理しすぎないように気をつけましょう。

神族は【ヴェルダンディ-】や【アルテミス】などで【卑弥呼】の紙装甲をある程度カバーできるので組み合わせてみてはいかがでしょうか。

魔種

EXアビリティ:十種・蜂比礼

自身の持つアビリティ「十種・沖津鏡」により無敵状態になったとき、周囲の敵に「攻撃力に応じたディフェンダー属性ダメージ」を与える。

HPが1になったそのタイミングで、カウンターで爆発します。【卑弥呼】の攻撃力そのまま参照する範囲攻撃になるので、威力はかなり高いです。

乱戦時に発動すれば、一気に押し切ることも出来そうですね。攻撃力全振りレイドとも相性良さそう。

ちなみに主人公のアビリティで強化したとしても攻撃力230では10コストユニットを倒しきれません。防御力5のユニットにスパクリで299ダメージです。相手も1残ります。

主人公のアビリティに加えて、【アダンダラ】や【ガルゴ】でサポートできれば、防御力10までの10コストユニットはスパクリで一撃撃破です。敵タワーへ攻める時や、石防衛の時など戦果が変わってくると思いますので、意識してみてもいいと思います。

効果が発動する時は、ガーディアンスタイルにしていると攻撃力が下がって与えるダメージも減ってしまうので気をつけましょう。



海種

EXアビリティ:十種・道反玉

自身の持つアビリティ「十種・沖津鏡」により無敵状態になったとき、周囲の敵ユニットを『心蝕』状態にする。

即時効果のある【魔種卑弥呼】と違い、徐々にHPを削っていきます。

精神攻撃力15、ダメージ係数0.03のダメージを10回与えます。この数値はかなり破格なもので、例えば精神力が10低いぐらいの敵ユニット相手でも18×10回で合計180ダメージ、精神力が30の根元ユニット相手には45×10回で合計450ダメージ(オーバーキル)まで到達します。

防御力が高いユニットや、精神力が低いユニット相手には【魔種卑弥呼】よりこちらの方が総ダメージは稼げますが、いかんせん時間がかかります。タワーに戻られてしまうと意味がなくなってしまいますので、近くに逃げ場がないような場所で発動するといいでしょう。

撤退時の被スロウ軽減のためにも精神力を上げるレイド構成は有りかも。【ミラ】や【太乙真人】など、強力な精神系マジシャンと一緒に組むのがセオリーですね。

不死

EXアビリティ:十種・蛇比礼

自身の持つアビリティ「十種・沖津鏡」による無敵状態のとき、攻撃力が上がり、攻撃間隔が短くなる。

魔種のような脳筋アビリティ。死滅覚悟で撃破を取るスタイルですね。

無敵時間中、攻撃力が+40され、ものすごい勢いで攻撃できます。

防衛戦でより効果を発揮できるアビリティですね。不死には【ロイド】の超速回復があるので、上手く嵌れば大きな戦果を上げられそうです。

オススメ編成は、大型ユニットの撃破を取りやすい【不死卑弥呼】と相性のいい【モルモー】、そして火力と速度サポートの【天草四朗時貞】のデッキ。全体的に防御力が低いですが、攻撃性能はかなり高いので楽しいです。強いとは言いません。


無敵になっても速度変化を受け付けるので、敵陣地付近でディフェンダーに捕まったらほぼ死滅確定です。

【人獣卑弥呼】【神族卑弥呼】は何とかできるでしょうが、他の種族だと危険なので、他のユニットによる撤退援護や、何かしらの回復手段を用意しておきたいですね。

状況によってアルティメットレイドの選択も視野にいれ、60コストユニットの無駄遣いをしないように運用しましょう。

【卑弥呼】を相手にするときは、真っ先に狙って無敵化を発動させてしまったほうがいいと思います。

他に優先して倒さなければいけないユニットが居る時は別ですが、どちらにせよ攻撃力220のユニットを放置は出来ません。

無敵化の能力は一度発動するとしばらく再発動できないので、強気に攻めれば敵戦力から外すことも難しくは無いでしょう。

【ロードオブヴァーミリオン4】ユニット別の考察記事まとめ

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