【LoV4】創魔カード《武吉》の概要と性能についての考察

ロードオブヴァーミリオン4(以下LoV4)の創魔ユニット考察、第16回は第2弾創魔【武吉】を見ていきます。

【武吉】は「封神演義」に登場するキャラクターで、西岐で木樵をしていたただの一般人。

担いでいた天秤棒で1人の兵隊を死なせてしまうという事故を起こして拘束されていたところを【太公望】に助けられます。

それ以来、恩人である【太公望】の弟子となり、彼とともに周軍に加わります。

「週刊少年ジャンプ」で連載された、所謂「藤崎竜版封神演義」ではとんでもない常識ブレイカーでしたが、実際は普通の人間です。ちなみに本来、読みは「ぶきち」ではなく「ぶきつ」。

LoV初登場のキャラクター。フレーバーテキストでは【申公豹】と戦って(ボコボコにされて)いましたが、ようやくの登場です。

幼い頃に両親を山賊に殺された【武吉】は、その仇討ちに失敗し、山賊に捕まっていたところを【太公望】に助けられ、彼の弟子になりました。

人間が仙人の弟子になるのは異例中の異例。師弟ともに苦労したようです。

【申公豹】との戦いに負け、【ナタ太子】に連れられ逃げ帰った後、【武吉】を匿っている【太乙真人】の庵に、長年行方をくらませていた【太公望】が戻ってきます。

大切な師である【太公望】と大切な親友である【ナタ太子】が「混沌」の企みによって戦わなければいけなくなる、という2人の大仙の話を、宝貝『韻律声板(ただの音楽プレイヤーらしいですが…)』で盗み聞いた【武吉】は、なんとか2人を助けたい一心で自分に出来ることを探し、「梁山泊」の精鋭である【朱武】【九紋龍史進】【青面獣楊志】の3人に助けを求めます。

最悪の記憶を思い出すことになる「山賊」に頼らざるを得なかった【武吉】。それだけ師と親友のことが大事だったのでしょう。いい子や。

CVは吉原康平さん。「気力で補う」の【武吉】にピッタリな若々しく元気な声で、聞いてて清々しい。他にはスマホゲームアプリの「アルテイルNEO」でディラート、インザーギ役をされています。
イラストレーターは加藤さやかさん。線の細い「綺麗形」のキャラクターを書かれることが多く、背景も含め全体的にとても色鮮やか。LoV3の【パラケルスス】とかとても綺麗です。



武吉の基本性能

30コスト アタッカー


召喚アビリティ:なし

攻撃力50  防御力50  精神力50


武装アビリティ:なし

攻撃力70  防御力70  精神力70


血晶武装アビリティ:半仙半人

フリッカースタイルのとき、射程距離が延び、かつ攻撃力と精神力が上がる。

攻撃力160  防御力120  精神力100

普通に30コストとして高水準。移動速度以外は【ヴァルトラウテ】に近いステータスです。

血晶武装で発動する「半仙半人」のアビリティは、自身のフリッカースタイルを強化するものになっています。

フリッカースタイル時に精神力は+30され、攻撃力は+1480されます。

+1480という数字は誤字ではなく、「フリッカースタイル時には攻撃力が1/10になる」計算が入るため、訳の分からない数字になっています。

分かりやすく言えば、「フリッカースタイル時の本来の攻撃力を最終的に+148」です。

ファイタースタイル時の攻撃力が160のままであれば、フリッカースタイル時の攻撃力は164。

主人公のサポートなどで攻撃力が10上がっていれば、フリッカースタイル時の攻撃力は165になります。

攻撃力が160より低いのであれば、フリック攻撃をした方がダメージを稼げます。

また、ファイタースタイル時より射程距離も延びており、相手に殴られずに弾き飛ばす事が可能です。
「フリック強化」のユニットと聞いてLoV3の【フォカロル】や【マルドゥク】のような微妙さがまず浮かびましたが実際そんな事は全くなく、初手として選びやすい30コストアタッカーで、高い攻撃力を持ち、苦手ジョブであるディフェンダーを安全に処理する事ができる、という事で割と使いやすいユニットとなっています。

タワー制圧やストーン破壊の時は、【エルダー】と同じく精神力が上がる「フリッカースタイルで行う」のが鉄則です。

移動する時にはファイタースタイルに戻すのを忘れないように注意。



種族別の性能

lov4武吉CG

© 1993, 2018 SQUARE ENIX CO., LTD.

人獣

EXアビリティ:迅功

自身のフリック攻撃に、「一定時間、移動速度を下げる効果」を付与する。

弾き飛ばした上に速度を下げる事ができるので、タワー防衛や、撤退妨害が得意です。

速度ダウンは3秒間で、結構強めのスロウがかかります。

アタッカー相手だと、弾き飛ばし+速度ダウンでスマッシュアタックを封じる事ができますし、ディフェンダーが相手だと逃げ切りやすくなりますね。

レンジアップの効果もあるので一方的な攻撃が狙えるいいアビリティだと思います。

使いやすい【那須与一】とはアビリティがほぼ被り、同コストのライバルに安定の【朱武】もいるので【人獣武吉】は出番が少なそう。

しかし使いこなせると無類の強さを発揮するので、ぜひお試しあれ。

神族

EXアビリティ:跳功

自身のフリック攻撃の、弾き飛ばす距離が一定になる。

対象の精神力に関係なく、一定距離弾き飛ばせるようになります。

精神力が130と高めの【武吉】では「それじゃない」感がありますね。

弾く距離はユニットサークル2体分ほど。長距離弾く事はできませんが、まぁ及第点。

【朱武】みたいな精神力が低いユニット相手にはデメリット効果となりますが、【コノハナチルヒメ】や【ベルゲルミル】を弾く事ができるのは優秀です。

環境によってはメタとして声がかかるかもしれないですが、同コスト同ジョブで鉄板の【ヴァルトラウテ】の存在もあって今のところ採用は厳しいか。



魔種

EXアビリティ:打功

自身のフリック攻撃に、「攻撃力に応じたアタッカー属性ダメージ」を上乗せする。

自身の攻撃力の30%を参照したダメージを上乗せします。

低コストユニットが故に追加ダメージの倍率が低く、根元以外にはほぼほぼ最低保証ダメージになります。【海種ポポイ】と同じで、攻撃力50ぐらいですね。

ファイタースタイルでも攻撃力が160あり、EXアビリティに頼らずともスパクリスマッシュ+通常ダメージで防御力10までの根元は普通に2確の【武吉】なので、そこまで優先するアビリティではないと思います。

ちなみに防御力30のユニット相手に【魔種武吉】がスパクリフリック+通常フリックをすると(204+67)+(79+28)で合計378ダメージ。【自律駆動歩兵56号】は倒せますが、【ボロル】2確には少し足りません。

まぁ、2確に拘らなければ「弾き飛ばし」があるので、そのままもう1回殴ることができて【ボロル】も倒せます。

他種族の【武吉】では初撃スパクリから4確、別のユニットならフリックで同じ事はできないでしょう。

現状、採用する理由は「防御力が高めの根元を倒しやすい」ことぐらいです。

魔種お得意の攻撃力サポートも、「攻撃力1/10」の前にはほぼ意味が無いので微妙なところです。

海種

EXアビリティ:石功

自身のフリック攻撃に、「一定時間、射程距離を短くする効果」を付与する。

Ver4.209のエラッタ修正を受け、アビリティが変更になりました。

登場後わずか1ヶ月でアビリティそのものを無かった事にされた【海種武吉】は伝説となって語られることでしょう。

さて、新しいEXアビリティですが、【ミラ】のアビリティと同じく敵ユニットへのレンジダウン効果となりました。

効果時間は5秒間で、正直なところ微妙な印象です。

実際、【武吉】はフリッカースタイルで射程距離が延びているので、アタッカーとディフェンダーに対する射程距離のアドバンテージは既にありますし、射程距離で劣るマジシャン相手にはジョブの三竦みの関係上有利です。

【海種武吉】は敵タワーを荒らすときに捗るアビリティではなく、味方タワーの防衛時に根元を守る上で活躍できるものだと予想ができますね。

主力完成後のぶつかり合いで、敵主力ユニットの射程距離を下げられるのは、まぁ確かに有効かもしれません。

【ミラ】のアビリティと重ねるとレンジダウンは結構な効果になり、アタッカーやディフェンダー相手だとユニットサークルの縁が重なるくらいまで近づかないと攻撃できなくなります。

今のところ敵ユニットへのレンジダウンのアビリティを持つユニットが【ミラ】ぐらいしかいないので、他で代わりが効く性能では無いのは強みですかね。



不死

EXアビリティ:撃功

フリッカースタイルのとき、さらに射程距離が延びる。ただし、弾き飛ばせなくなる。

LoV3時代にコラボしていた【蒼崎青子】と同じで、フリック攻撃がマジシャンのシューター攻撃のようになるという、上記4種族とは少し毛色の違うアビリティになっています。

苦手とするディフェンダーの攻撃範囲の遥か外から攻撃ができ、敵タワーを荒らす際に非常に優秀です。

射程距離は【モルモー】のシューター攻撃よりほんの少し短いくらいだったので、精神力90~100のマジシャンのシューター範囲だと思ってください。

ちなみに言うと、攻撃力230のマジシャンがシュータースタイルにすると攻撃力161です。結構な強さだとお分かりいただけるでしょう。

しかし、代わりにアタッカーの役割の1つである「弾き飛ばし」ができなくなり、自衛手段を失います。

移動速度が速い、もしくはレンジアップディフェンダーは天敵です。

具体的に言うと【D・ホワイト】とかまさにそうなので、存在を確認したらすぐに逃げましょう。


フリック攻撃が強い【武吉】ですが、その性質からタイマン戦がかなり強く、逆に多数を一度に相手するのは苦手なユニットです。

【武吉】対策としては火力が高めのユニットでしっかり対応する」のを心がける事でしょうか。

確かに、不死以外の【武吉】には弾き飛ばされてダメージは与えられないかもしれませんが、当然ながら【武吉】側も攻撃されないように対応しなければいけないので、行動を制限する事ができます。

敵の攻撃を無視してタワーを攻められるほどの防御力は持っていないので、上手くフリックできないとすぐ死滅してしまうユニットだと覚えておきましょう。

とはいえ序盤の初手としての活躍は勿論、選ぶ種族によっては後半も仕事がある理想的な30コストユニット。スタイル変更の手間とラグに慣れればかなり強力です。

【ロードオブヴァーミリオン4】ユニット別の考察記事まとめ

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