スクエニのアーケードゲーム『ロードオブヴァーミリオン4(以下LoV4)』、新システム『創魔』が実装されてしばらく経ちました。今更ながらいろいろ考察をしてみようと思います。
まず、LoVについてのお話を少し。
「ロードオブヴァーミリオン」は、スクエニとしては初の、原作のない完全オリジナル物のアーケードゲーム直接参入作品です。2008年6月に製品版が本稼動し、幾多のバージョンアップを重ねて2017年7月に「LoV4」が稼動、現在では10周年を迎え、アニメ化もしました。
プレイスクリーンに専用のカードを置いて操作するゲームで、LoV・LoV2では1対1のタイマン、LoV3からは4対4のチームバトル方式になっています。
敵の陣営に3つある「アルカナストーン」を、より多く破壊した、もしくは先に全て破壊した側の勝利となります。
主人公や使い魔など、登場するキャラクターがとても魅力的で、有名イラストレーターさん達による美麗なイラストのカード集めるのも醍醐味の1つです。
では、本題の『創魔』システムについて。
『創魔カード』は、ゲームセンターに置いてあるメインユニットで購入することができ、ゲーム内アイテム『霊核』を消費してユニットデータをネシカに登録することで使えるようになります。
※消費する霊核は有償のもの限定です。
メリット
- カードが嵩張らない
- 使いたいユニットがすぐに確実に手に入る
デメリット
- 創魔カードを2枚以上同時に使えない
- メインユニットを置いてないゲーセンだと購入できない
コレクターさん涙目
…ってとこですかね?
あとは、「ネシカに登録する」というところがポイントで、ネシカを複数所持している方はそのネシカごとに創魔ユニットのデータを購入しなければ使えません。
所謂「サブカ」で悪さしているプレイヤー達へのちょっとした抑制効果になるのかな、と。
また、創魔の特徴として、そのユニットは本来の種族を持ちません。
読み込んだ創魔カードの種族に応じて変更されます。
つまり、「自身と同じ種族のユニットの攻撃力を上げる」などのトライブサポートの恩恵を受けることができますし、「デッキ登録しているユニットが全て自身と同じ種族のとき」というモノアップなどの条件を満たすことも可能です。
種族単称号を狙いつつ、苦手ジョブを補完することも出来る訳ですね。
さらに、創魔ユニットは選んだ種族に応じた「EXアビリティ」なるものを所持しています。
基本のアビリティにプラスして、人獣ならAの効果を、神族ならBの効果を追加で発動します。
1体のユニットに対する情報量が多くなってしまうので、覚えるのは大変そうです…。
試合中は、創魔ユニットの頭上のエンブレムの色で種族の判別ができるようになっていますが、試合前のマッチング画面で「どのプレイヤーがどの創魔をどの種族で登録しているのか」をできるだけ把握しておくことが大事です。試合中に確認できるほどの暇は、実際有りません。
今後は排出カード追加ではなく創魔データの追加になるみたいなので、創魔の扱いは慣れておいた方がいいと思います。