© 1993, 2018 SQUARE ENIX CO., LTD.
ロードオブヴァーミリオン4(以下LoV4)の創魔ユニット考察、第5回は第2弾創魔【プリム】について見ていきたいと思います。
プリムの基本性能
30コスト マジシャン
召喚アビリティ:なし
攻撃力60 防御力40 精神力50
武装アビリティ:なし
攻撃力80 防御力60 精神力70
血晶武装アビリティ:ウィル・オ・ウィスプ (ATK↑)
血晶武装したとき、もしくは、帰還後に再出撃したとき、自身の精神力が上がり、射程距離が延びる。さらに、自身の攻撃に、「精神力ダメージ」を上乗せする。
攻撃力150 防御力110 精神力100
アーツ:ティンクルバリア(30マナ)
範囲内にいる自使い魔のうち、最も召喚コストの高い血晶武装している自使い魔1体を一定時間『バリア』状態にする。
状態『バリア』:敵ユニットからの攻撃によるダメージを一定回数受けるまで、受けるダメージを減らす。
LoV3から、コストを少し上げての復活です。
前作ではピンチになってから土壇場のバリアによる特攻荒らしが強かった【プリム】ですが、「ティンクルバリア」は使い勝手の良いアーツへ、血晶武装アビリティには攻撃系のアビリティを習得してきました。
まず「ウィル・オ・ウィスプ」ですが、アビリティ説明には書かれていませんが、血晶武装または再出撃時「一定時間」効果が発動します。効果時間は50秒です。
発動している50秒間、精神力は+20され、射程距離がとても延びます。強いです。精神力ダメージの上乗せは常時発動で、精神攻撃力10、ダメージ係数0.02です。
計算式にすると
精神力ダメージ = 精神攻撃力×{1+(攻撃側PSY – 防御側PSY) × 精神力ダメージ係数}
なので、精神力の差が10であれば12ダメージ、差が50あれば20ダメージです。【ベストラ】や【沙悟浄】などが同じ威力のユニットですね。
また、【プリム】の強いところは、後述する種族別のEXアビリティも含め、「スプレッドショット対応」という点だと思います。遠距離からダメージを稼げるので、防衛力も高いです。
アーツの「ティンクルバリア」は、敵ユニットからの攻撃を合計10回、ダメージを50%カットするものです。
敵根元ユニットから受けた最低保証のダメージが2。その上、防御力110の【プリム】が攻撃力110の【オオクニヌシ】に殴られてクリティカルで31ダメージだったので、カット率は50%で間違いないはず。
総攻撃を受けると一瞬でバリアは壊れてしまいますが、軽減率はかなり優秀。メインのユニットをサポートすることもできるので、序盤から終盤まで扱える、マジシャン版【イリス】みたいなイメージです。
種族別の性能
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人獣
EXアビリティ:ストーンセイバー
自身の攻撃に、「一定時間移動速度を下げる効果」を付与する。
いやこれ、強いと思うんです。
具体的な数値は分からないんですが、移動速度ダウンが弱いことなんてないので。
人獣のユニットだと、真っ先に浮かぶのは【那須与一】との組み合わせですよね。速度ダウンと追加ダメージが重なるので、結構エグイ事になります。
スプレッドショットで複数体遅く出来るし、シューター攻撃での援護も強い。なんなら基本アビリティで射程距離延びてますからね。
【イザナミ】との相性もかなり良いですね。速度ダウンに加えて、精神力も下げられるので◎。
神族
EXアビリティ:サンダーセイバー
自身の攻撃に、「一定時間精神力を下げる効果」を付与する。
攻撃を当てたユニットの精神力を10下げます。効果値は控えめですが、効果時間が10秒と長め。
まず、自身のアビリティの精神力ダメージの底上げができます。単純に火力アップを見込める上、神族には【アポロン】【オオクニヌシ】【ガブリエル】【ダグザ】などなど、精神力ダメージを持つユニットが豊富です。
中でもイチオシなのは、精神力ダメージをばら撒ける【メタトロン】。スプレッドショットとスロウアタックを同時に出すのはかなり大変ですが、決まれば気持ち良さそう。ついでに【青面獣楊志】も入れて暴れるのはロマンがあります。
【神族プリム】は【セルディッド】の恩恵が受けられるので、最速で荒らしに行けるのも良いですね。
魔種
EXアビリティ:フレイムセイバー
自身の攻撃に、「一定時間攻撃力を下げる効果」を付与する。
【アルテミス】の攻撃力が80から50に下がってました。ダウン値は-30で、効果時間は5秒間です。
スプレッドショットでウィークを撒けることを考えると、やはりこれも強い。
序盤、自身が荒らしにいくときにも明確に効果が有りますし、終盤もサポーターとして腐らない。
同じ30コスト精神系マジシャン【カーバンクル】とは全く違う使い方になりそうですね。
個人的には【アニムス】や【火々里綾火】などの高火力マジシャンと組み合わせてみたいです。アーツのバリアもあるので、大体ゴリ押しが出来そうな気がします。
海種
EXアビリティ:アイスセイバー
自身の攻撃に、「一定時間、攻撃ウェイトが止まり、攻撃できなくなる効果」を付与する。
【神族ロスヴァイセ】と同じウェイトストップですが、「ディレイアタック」と大体同じようなものだと思っていただいて問題ないと思います。
LoV3時代の【マグノリア】を思い出しますね、攻撃音がプレイヤーの耳にダイレクトアタックしてくるんですよね。
【魔種プリム】と違い、攻撃そのものを禁止し、被弾回数が減るので、自身のアーツ「ティンクルバリア」と相性が良いです。
【キング・アトラス】…は、多分相性良いと思うんですが、毎回名前出してる気がするので…【霧亥】や【ニライカナイ】と組み合わせてみてはいかがでしょうか。
攻撃に時間がかかってしまう欠点をウェイトストップで補い、高い耐久性能をバリアで更にカチカチに固める。
文章で見ると割と相性良さそうです。
不死
EXアビリティ:ムーンセイバー
自身の攻撃に、「敵ユニットに攻撃を当てたとき、HPが回復する効果」を付与する。
これ、この書き方だと一瞬「攻撃した敵が回復するの?」と思っちゃいそうですが、ちゃんと【不死プリム】が回復します(まぁ、当然なんですが)。
要は【不死ランディ】と同じです。攻撃が当たった数×5回復します。
【ドラキュラ】の「吸収」とは違うので、固定ダメージを上乗せすることはありませんが、もともと精神力ダメージをもっているので使用感は近いかもしれません。大きな違いとして回復量と、スプレッドショットの可否が有りますが。
他の種族とは違って、自身にしか効果の無いEXアビリティです。終盤に30コストマジシャンが攻撃のたびに5回復したとて、どうでもいい話でありますので、序盤のタワー荒らしが【不死プリム】のメインステージです。
【火車】と相性がいいので、組み合わせて存分に荒らしましょう。
バリアは【アンゴルモア】【ヘカテー】などに付与すると強いかもしれません。
どの【プリム】も目的がはっきりした上で、基本のアビリティが強いので活躍の場は多そうです。しかし、気をつけなければいけないのは「30コストマジシャン」という点。
例えば【ハイド】【深きものども】【モルモー】など、相手の準備が整ってない場面では使いこなすとかなり強いユニットたちですが、マジシャンゆえに非常に脆く、【朱武】や【ヴァルトラウテ】なんかがいると瞬殺されます。
「ティンクルバリア」で自身を守るのもいいでしょうが、それだけ自分のマナは減ってしまうことも忘れないようにしましょう。
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