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【LoV4】創魔カード《ムー》の概要と性能についての考察

lov4ムー

© 1993, 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. 

ロードオブヴァーミリオン4(以下LoV4)の創魔ユニット考察、第13回は第2弾創魔【ムー】を見ていきます。

【ムー】の元ネタはおそらく伝説の「ムー大陸」。

かつて太平洋の南中央部に存在し、天変地異によって水没したとされる大陸ですが、学術的にその存在は否定されており、空想上のものであるとされています。

一斉を風靡したアニメ「君の名は。」でも雑誌「ムー」がちらっと出てきてましたね。

レムリアとアトランティス。強大すぎるが故に滅びた2つの国。レムリアの民たちの怨嗟を宿した「復讐の人造神」、それが【ムー】です。

自身が何者で、何のために存在しているのかを思い出せず困惑していた【ムー】は、「アトランティオイ」の単語に反応し、暴走してしまうこともありました。

かつての名はムスフェルタ・エル・レ・ミノア。神聖アトランティス帝国の王の血を引く王子でした。

レムリアが滅びるとき、何とか民を、国を救おうとした【ラムウ】の策によって、ムスフェルタは「レムリアの守護神【ムー】」として変えられてしまったのでした。

そしてムスフェルタの弟・アルティニコスも記憶を改竄され、長い時を経て目覚めた彼は【キング・アトラス】として再びアトランティス王国のために立ち上がります。

【ラムウ】の掌の上で転がされる2人の兄弟。

【ムー】はやがて【ラムウ】の封印を破ることに成功し、「贄」とするためではなく、弟の魂を取り戻すために【キング・アトラス】と対峙します。

祖国の血が栄華を取り戻すこと、その【ラムウ】の目的のために、望まずして滅ぼし合うことを宿命づけられた、悲しい兄弟の物語。いったいどんな結末を迎えるのでしょうか。

CVは清水秀光さん。勢いの強い声で「ムー!!」と叫びながら攻撃する様はなかなかシュールです。
イラストレーターはイケメンキャラを担当されることが多い、あかぎさんです。キャラクター自体もすごい綺麗でカッコいいんですが、背景のデザインも素敵でなんか引き込まれてしまうんですよね。LoVのカードの中では【バン・ドレイル】の印象が強いです。



ムーの基本性能

80コスト アタッカー

召喚アビリティ:なし

攻撃力110  防御力110  精神力90

武装アビリティ:なし

攻撃力160  防御力160  精神力110

血晶武装アビリティ:レム・アトランティオイ (ATK↑・DEF↑)

一定コスト以下、かつ自身と同じ種族の血晶武装した自使い魔に「自身が死滅したとき、血晶武装状態で再召喚することが出来る効果」を付与する。

攻撃力190  防御力190  精神力140

LoV3でも大活躍した【ムー】ですが、コストを大幅に上げて復活。

やはり今回も、お供を強化できる能力を持っています。

血晶武装時のステータスはやや低め。

基本のアビリティでは、死滅に対する保険をかける能力になっています。

40コスト以下のユニットが対象で、対象のユニットは死滅しても血晶武装状態で再び出てきます。

消費されるのは召喚にかかるマナだけなので、【フェニックス】のような感じですね。

死滅覚悟の特攻は、その結果、味方が動きやすくなることが多いですが、無駄死にだけは避けましょう。復活時間分、戦力が減るので相手が有利になります。

【ムー】自身は80コストで効果の対象になりませんので、何が何でも【ムー】は死滅しないように気をつけましょう。



種族別の性能

lov4ムーCG

© 1993, 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. 

人獣

EXアビリティ:颯天なれ太陽石

自身と同じ種族の「血晶武装した使い魔」の数が多いほど、自身と、自身を除く同じ種族の「血晶武装した自使い魔」の攻撃力と移動速度が上がる。

全種族共通で【ムー】は「血晶武装状態の自使い魔の攻撃力を、その数に応じて10上げる」ことができ、追加でさらにもう1つ何かを強化します。

【人獣ムー】は移動速度を上げることができます。3体の血晶武装使い魔が死滅お構いなしで高速で突っ込んで行くのは、相手に大きなプレッシャーを与えられると思います。

【ムー】を生き残らせるためにも移動速度アップは重宝しますので、使いやすいアビリティになっています。

3体揃うと超高速になり、並のスロウアタックでは止まらなくなります。1体だけでも速度上昇効果は結構高いので、フィールドを走り回って引っ掻き回してやりましょう。

【白虎】は召喚アビリティの「サモンマナ」が再召喚時にもしっかり適応されるので相性はいい方。

ですが考えなしに死滅→再召喚を繰り返しているとマナのストックが足りなくなって攻撃力を確保できなくなってしまうので最適とまでは言えないのかも。

【朱武】【ママリリ】辺りが無難で強いと思います。

神族

EXアビリティ:凌駕たれ太陽石

自身と同じ種族の「血晶武装した使い魔」の数が多いほど、自身と、自身を除く同じ種族の「血晶武装した自使い魔」の攻撃力と防御力が上がる。

1体につき追加で防御力を10上げます。

【ムー】自身も安定したステータスになり、見た感じで分かりやすく強いバフアビリティ。

神族高コストアタッカーには単体で強力な【ラグナロク】【ダグザ】【戦技の神マリガン神】がいますし、強力なサポーターとして【ラファエル】もいます。

それらと比べても【神族ムー】は集団行動において安定感が抜群、自身の精神力も高めなので生存能力も高く、軍団完成後はいい仕事をしてくれる使い魔だと思います。

防御力が低い【ヴァルトラウテ】や【アポロン】、あとは【アメノウズメ】の再利用を目的としたデッキが候補に上がるかと。



魔種

EXアビリティ:怒涛なれ太陽石

自身と同じ種族の「血晶武装した使い魔」の数が多いほど、自身と、自身を除く同じ種族の「血晶武装した自使い魔」の攻撃力が上がり、攻撃間隔が短くなる。

追加でヘイストが発動します。3体揃うとかなりの火力を叩きだします。

魔種に関しては、【ミリア】と【ルオレオ】のコストカットのおかげで【マウィオング】【ボニー】という「血晶武装可能な疑似10コスト」をデッキに入れることができます。

つまり、強化条件の頭数を3体以上用意することができるわけですが、実は【ムー】の強化アビリティは3体が限界です。4体からは強化量は増えません。

死滅保険はかかりますが、欲張る理由は薄いので注意。

もともと攻撃能力の高い【からかさ】は相性がいいと思います。

【魔威太】の固定ダメージもヘイストがかかるとなかなかエグいですし、強力なバンアビリティを持つ【鞍馬鬼一坊】なんかも有りかも。

死滅させない自信があるのであれば、50コストの【クライド】も個人的にはオススメです。

海種

EXアビリティ:深威なれ太陽石

自身と同じ種族の「血晶武装した使い魔」の数が多いほど、自身と、自身を除く同じ種族の「血晶武装した自使い魔」の攻撃力と精神力が上がる。

追加で精神力を上げますが、なぜか【海種ムー】だけは、1体目の強化値がさらに+10されます。

つまり攻撃力と精神力を+20/+10/+10。3体完成時は合計40ずつ強化します。

【ムー】自身は精神力に関係するアビリティを持っていないのであまり恩恵を受けられませんが、高い精神力で敵のスロウから逃げやすくなるのは大きな利点。

40コスト以下の精神系ユニットでいえば【9S】【太乙真人】【コノハナチルヒメ】辺り。

強化値が結構高いので無理に40コスト以下にこだわらず、【ミラ】や【ベルゲルミル】と組んでもいいかも。そうなってくると【海種デス】でいい気もしますが…。

基本アビリティである攻撃力アップと死滅保険だけ見ると【アルビダ】はかなり相性がいいのでお勧めです。むしろこの組み合わせが最適な気もします。

不死

EXアビリティ:永久にあれ太陽石

自身と同じ種族の「血晶武装した使い魔」の数が多いほど、自身と、自身を除く同じ種族の「血晶武装した自使い魔」の攻撃力が上がり、復活時間が短くなる。

復活時間を10秒短縮します。【ナムタル】でさらに短くすれば死滅後0秒(実際は死滅処理があるので1秒ほどかかる)で再召喚することが出来ます。

まさしく不死というに相応しいアビリティ。LoV3時代にいた【ガルファス】のような「デッドアップ」系アビリティを持つ使い魔が追加されればワンチャンあるかも。

ちなみに不死単デッキで【ベドラム】を死滅ループさせるとマナが増えて還ってきます(再召喚20マナ、死滅時35マナバックのため)。

最終的な戦力は減ってしまいますが、80コストアタッカーを無理なく作るにも序盤から【べドラム】は活躍するので採用の価値ありです。

死滅しやすい【ゲーデ】や【イェグ】なんかは相性が良さそうですかね。【ダンテ】は強化条件がかみ合わないので微妙です。


【デス】と同じような強力なバフを持ち、真逆の強化条件を持つ【ムー】ですが、種族単デッキで使わないと真価を発揮できません。

また、大型アタッカーは基本的に活躍の場が少なく、サポート系アビリティとなると余計に採用しづらいところです。

とはいえ3体ものユニットに強力なバフをかけられるのは優秀。完成させるのが少し難易度が高いですが、大きな戦力として活躍が見込めます。

現状は【アルビダ】を絡めた【海種ムー】がじわじわ数を増やしてきています。火力がとても高いので是非一度お試し下さい。

ただし【ムー】はそのアビリティからヘイトを集めやすく、油断するとすぐにやられてしまいます。使用する際は扱いに注意して、死滅させてしまわないように気を付けましょう。

【ロードオブヴァーミリオン4】ユニット別の考察記事まとめ

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