どうもセシ子です
全く乗り気じゃなかったのに、知人に付き合わされて新海誠監督の新作アニメ映画【天気の子(てんきのこ)】を公開初日に見に行くことになった。
ハマりすぎて上映期間中映画館に5回も通った「もののけ姫」ですら朝イチでは見たことない。
おそるべしミーハーの力。
あ、乗り気じゃなかったとは言っても一応新海作品は「君の名は。」のほかにも「言の葉の庭」「星を追う子ども」「秒速5センチメートル」あたりは見てます。アマプラで。
とりあえず、せっかくなので映画を見た感想をイラストを交えながら綴っていきますよ。
うろ覚えなのでポーズとか構図とか顔とか服装とか…色々違うと思うけどスルーしてね!
以下ネタバレしかないですよ!注意!↓↓↓
「天気の子」の感想
さて、物語は冒頭からファンタジー全開。
病気で入院中の母と晴れた空の下を散歩したいと願いながら廃ビルの屋上の鳥居をくぐったら、なんか空を飛んじゃったヒロイン。
相かわらず風景描写が美しい。
「言の葉の庭」なんかもそうだったけど、特に光と雨がキレイです。
セシ子の絵ではその美しさが1割もお伝えできないのが残念だw
一方、家出の途中で出会った須賀(小栗旬)のもとで住み込みのバイトをする主人公帆高は、オカルト雑誌への寄稿のために『100%の晴れ女』の情報を探して各方面に取材の日々。
絶対こんな顔ではなかった。
おかっぱ頭だったことしか思い出せぬ…。
しかし、怪しげな占い師?の声が野沢さんってことでこれはこの人の言ってることがフラグすぎる。
そしてそのフラグを回収すべく再会する陽菜と帆高。
一年前、鳥居をくぐったことで『100%の晴れ女』になった陽菜は、家出少年の帆高が拳銃(本物)をぶっ放すようなトンデモヤローでも突き放すことなくその不思議な力を見せてくれる心優しい女の子です。
それから二人+弟は『100%の晴れ女』をビジネスに。
この世界の東京は異常気象でずーっと雨が降ってるみたいだからこれは儲かりますよ。
今、現実世界でも雨ばっかりの毎日なので、晴れ女さんに依頼したい気持ちめっちゃわかる。
その後も順調に仕事をこなす三人。
ファンには嬉しい演出。
前作のキャラが新作にちょこっと出るのっていいよね。
そういえばさやちんもいたな。
初代プリキュアとか出てたのも面白かった。
しかしここでフラグ回収のお時間です…!
突風にあおられて再び空を飛ぶ(飛ばされる)陽菜。
肩とか腕とかが透けてます。
能力を使いすぎて消えかけてるとかいうやつ。
こういう展開は既視感がすごい。
さらに悪いことは続き…
発砲した件+家出で警察に追われることになった帆高は、子供たちだけで暮らしている陽菜と凪も連れて逃亡。
途中、警察に見つかってしまったときの切り抜け方がヤバい。
もうそれ、魔法だよね!
晴れ女とかじゃなくw
その後何とか逃げ切って宿にありついた三人だったけど、その夜陽菜は帆高の前から姿を消すというお決まりの展開に。
まあ、そうなるよねー!野沢さん言ってたもん!
そして帆高は警察に一度は捕まるも、ザル警備を華麗にくぐり抜け、件の鳥居へと陽菜を迎えに行くのです!
王道ですなぁ。
途中待ち伏せてた須賀(小栗旬)に「ガキ」とか「大人になれ」とか言われるのが若干はらたつw
多分小栗旬に「大人」なイメージがないからだな。
そんな須賀さんに殴られて(蹴られて?)いろいろと追い詰められた帆高はなんと落ちてた銃でまたしても発砲。
その件で警察に追われてるのに…
この子…ちょっとアレかな…?
「ほっといてくれよ!」なんて言っちゃってたけど、そんなことできるわけもなく、もちろん警察に取り囲まれる。
これが若さか…。
しかしここでも警察のご都合ザル警備のおかげで逃亡に成功する帆高。
自分も大人になれない須賀さんと、ナイスなタイミングで乱入してきた女装凪のアシストもあって帆高はなんとか鳥居をくぐり、陽菜のもとへ。
この一言はシンプルでよかった。
あーだこーだ長いのはいらんから!インパクトある一言でいいのだ。
あと、印象に残ってるのは「もういい」と言った瞬間、奥の方の雲の中でピカッとピンクの稲妻が光る演出。
これは陽菜の心情を表しているのか?
恋を自覚した瞬間かもね。
これが若さか…。
そして、陽菜を取り戻したことで東京には再び雨が…
特にストーリー的に驚くところがなかった今作で一番びっくりした。
どういうエンドに向かってんのかとw
そんな感じでとんでもないことサラッと言われて「!?」ってなったけど…
三年後、なんかゲームに出てくるいろんな設定を課された街みたいになった東京で帆高と陽菜は無事再会。
陽菜を見つけて思わず泣いてしまう帆高の姿は作中2番目によかったシーン。
ちなみに一番ぐっと来たのは、パトカーの中で「オレが一番年上じゃないかよ」的なことを言ってたところですよ。
…とまあ、昔の作品みたいに自己満では作れないだろうとわかってはいても、なんとなく最後までどうなるかが不安な新海作品。
今回も一応ハッピーエンドでほっとしたー。
さてさて映画を見終わって…
個人的な意見で点数をつけるとすれば、う~ん…
60点!
キレイだったけど、2回は見ないかもしれない。
キレイだけどね!
というか、感想漫画描くか~(渋々)と思って見てたからどうしても話の内容よりも目からの情報のほうに集中しちゃって楽しめてない。
もったいないね!
ストーリーは、力使いすぎて透明になるとか、どこかで見たことあるなーという感じは正直ある。
でもよく言えば理解しやすくてサラッとみられる内容なのかも。
キャスティングについては、映画が始まってキャラクターが次々喋りだした時には声優って大事やなぁ…(遠い目)と思ったけど、まあどのキャラも20分くらいですぐ慣れてくる。
特に本田翼ちゃんは予告のセリフでは色々物議をかもしていたようだけど、全体を見たら全然悪くなかったですよ。
むしろ作中で一番イマイチだったセリフを予告に使ってしまった感じ。
何でここ使ったん…。
それよりも、なんとなく一番合ってなかったのは高井刑事(梶裕貴)だなー。
顔と声に最後まで違和感…。
どうしてもこの声優使いたかったんなら、合いそうなのは帆高しかないよなぁ…って思いながら見てた。
良くも悪くも主人公声。
ちなみに作中のセシ子一番のお気に入りは猫のアメ。
ラストでその変貌ぶりにちょっと笑いが起きてた。
目つきまでふてぶてしくなって…
最高にかわいいなこいつ。
2回は見ないと言ったけど、アメの登場シーンだけはもう一回見たい。
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セシ子が漫画を描くのに使っているツールはこちら。
デジタルはたまにしか使わないけど7年間愛用中。
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