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【SAOアリシゼーション】第五話①消えたキリト、アニオリ全開…

sao世田谷総合病院手術室

©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

第四話は、”仮想世界アンダーワールド”で”悪魔の樹ギガスシダー”を切り倒し、キリトとユージオが一緒にルーリッド村を出るところで終わりました。

【SAOアリシゼーション】第四話④ユージオの決意と二人の旅立ち

 

第五話は現実世界でキリトが旧SAOの殺人ギルドラフィンコフィンメンバーのジョニーブラックこと金本敦に襲われた直後から始まります。

【SAOアリシゼーション】第一話⑤金本の襲撃

 

キリトは金本に筋弛緩薬スキサメトニウム(サクシニルコリン)を注射され心停止に陥りました。

世田谷総合病院に運びこまれた時点ですでに到着時死亡(DOA)と分類される状態でしたが、救急救命室(ER)の当番医師の腕やキリトの生命力の強靭さ、運等、全ての要素がプラスに働き、奇跡的に死地を脱しました。



消えたキリト

saoベッドで眠るキリト

©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

担当医師の話では、死地は脱したものの心停止が五分強に及んだため、キリトの脳に何らかのダメージが発生した可能性があるということでした。

低酸素脳症

さまざまな要因で、十分な酸素供給ができなくなって脳に障がいをきたした病態。
脳への酸素供給が途絶えてしまうと、3~5分以上の心停止で、仮に自己心拍が再開したとしても脳障害(蘇生後脳症)を生じる。

さらに脳が負ったダメージによって、思考能力または運動能力、ことによるとその両方に恒久的な(永遠に、いつまでも)障がいが残り、最悪の場合はこのまま目を覚まさない可能性も考えられるとのこと。

ただし、これらは推測であって詳しいことはMRIによる検査を行わないと何とも言えないので、早急に設備の整った病院に移さなければならないようです。

核磁気共鳴画像法(MRI)

人体に電磁波をあてて断層撮影をする方法。
脳の中の構造を見ることができ、脳出血・脳梗塞・脳腫瘍などの病気の発見に適している。

突如として現れた総務省菊岡誠二郎

途方に暮れるアスナと直葉の前に現れたのは総務省の菊岡誠二郎(きくおか せいじろう)でした。(所属は総務省総合通信基盤局高度通信網振興課第二別室(通称仮想課))

sao病院に現れた菊岡誠二郎

©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

菊岡はSAO二期でキリトに死銃の調査を依頼したり、今期もSTLのアルバイトを紹介したりといろいろキリトとつながりのある人物でしたね。

旧SAOをクリアし、覚醒したキリトを最初に尋ねたのもこの菊岡でした。

saoクリスハイト菊岡

©2014 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAOⅡ Project

単に自分が楽しむためなのか、職務上必要だったからかは不明ですが、ALOもプレイしています。(プレイヤーネームはクリスハイト)

菊岡の話では世界で唯一の設備が整った施設があり、そこでならキリトの脳の治療ができるようでした。

キリトの母、桐ケ谷翠(きりがや みどり)はキリトを当該施設へ移送することに承諾。

その施設とは所沢防衛医大病院でした。

一度家に帰り用事を済ませた後、アスナと直葉はキリトが移送されたはずの所沢防衛医大病院で面会申込を行います。

しかし結果は面会謝絶。

理由は、特殊な機器で治療をしているから回復するまでは会わせられないというもの…。

その事を不審に思ったアスナと直葉が調査した結果、データ上は確かに入院中だがキリトを移送した救急車は防衛医大に到着していないことが分かりました。

忽然と姿を消したキリト。

ここからキリトを探して女性陣たち(ついでにクライン)の調査が始まります。



大部分がアニオリ展開

saoキリトの事を相談する女性陣

©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

第五話はキリトの行方を捜して女性陣+クラインが奮闘するというお話ですが、大部分が原作とは違うアニメオリジナルになっています。(最初に菊岡さんが出てくるところもアニオリ)

面白かったか面白くなかったかでいえば、あまり面白くなかったです。

原作は推理の部分が凄く面白くてどきどきわくわくしながら読めたのですが、アニメはなんでこんな感じにしてしまったのかと疑問に思うくらいの出来…。

余計な事をしないで、カットする部分だけ注意して出来る限り原作に忠実に作ってくれるだけで良作品になるのに…今回の制作陣はどうしてもアニオリ展開にしなきゃ気が済まないみたいですね。

原作ではアスナと直葉、シノンの三人で話し合いながら答えに辿り着くところを女性陣+クラインに変更したり、”劇場版ソードアート・オンライン-オーディナルスケール-“の要素を入れたりする部分はまだ理解できますが…。

まあ今までの話でも度々愚痴を書きましたが、アニメ版SAOアリシゼーションは原作とは別物として考えたほうがいいです。

アリシゼーション編は面白いという評判だったのに実際は全く面白くないなと感じた人は是非原作小説を読んでいただきたい!

山田孝太郎 (著), 川原 礫 (原著), abec (イラスト, デザイン)

それでは一回ここで切ります。次回は改変部分の話を少し。

【SAOアリシゼーション】第五話②ラースにつながる謎解きの過程
【アニメSAOアリシゼーション】概要や感想記事まとめ

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