©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
ライターの再点火を見ていたことでブラックサバスの次の標的となり、影の中から魂の姿であるゴールド・エクスペリエンスを引きずり出されたジョルノ。
ジョルノはその圧倒的なパワーに命の危機を感じつつ、夢を阻み、無関係の人間の命を奪うようなやつは例え組織幹部であっても倒すしかないと腹を括ります。
エピソード4 ギャング入門
ジョナサンに通じるジョルノの正義
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ブラックサバスは影の中を素早く移動して、再点火の様子を見ていた康一くんにも襲い掛かりました。
「その『手すりの影』をふむなッ!コーイチ君ッ!」
康一くんは荷物の件に加えて、倒れているおじいさんのことも誤解しているという、彼にとっては厄介な存在なのですが…
その康一くんに危機を知らせる声を上げ、矢による攻撃を防ぐためにとっさに手を出したジョルノの行動はまさしくジョースターの血統ですね。
謎のスタンド、矢の存在…
そして盗人のジョルノが何故自分を助けるのか…
彼を快く思っていなかった康一くんは声を荒げてジョルノに詰め寄りますが、手から血を流しながら自分の信念を語るジョルノに心を動かされます。
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「このジョルノ・ジョバァーナには正しいと信じる夢がある」
原作に目を通したときは、この場面もさらっと読んでしまった気がするんだけど、こうしてアニメで見るとまた印象が違いますね。
漫画のコマよりもセリフに力があって、それを聞いている康一くんの表情もとてもよかったと思います。
ジョルノはクールなイメージが強かったんですが、案外正統派の正義マンなんですよね。
チンピラのような真似をしながらも、中身はすごくジョナサンに通じるものを感じました。
康一くんとの共闘
ジョルノの正義感に触れ、疑いを晴らした康一くんは、ジョルノに遠隔自動操縦型のスタンドについての話を聞かせます。
“本体からの遠隔操作なのにパワーがある”
“追跡して爆破などの単純な動きしかできないが目的を遂げるまで攻撃はやめない”
ここで康一くんが思い浮かべていたのは吉良吉影のシアーハートアタックだったのかな。
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「コッチヲ見ロッ!」
やっかいなスタンドだったけど、このシアーハートアタックも康一くんのエコーズのおかげで退けることができたんでした。
そして今回もまた…
何かと遠隔自動操縦型のスタンドに縁がある?康一くん。
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地面に亀裂が入るほどの重さでブラック・サバスの腕を攻撃したことで、影を作っていた木の根にゴールド・Eが届きます。
ジョルノの足の骨が砕けたのかと思わせる一瞬の静寂にドキッとさせられましたが…
「これが『いい』んじゃあないかッ!」
軽快な処刑用BGMが流れ始めました。
シリーズおなじみのBGM、4部のピアノパートのところが特に好きだったけど、5部バージョンもかっこいいですね!
これが流れたらもうこっちのモノ。
ゴールド・Eの生命を与え続ける能力によって枯れるところまで木を成長させ、ブラック・サバスを日光の下に引きずり出しました。
ジョルノの「無駄無駄」ラッシュ
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「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
今回初お披露目となった小野ジョルノの「無駄無駄」ラッシュ。
…悪くない!
むしろ歴代ジョルノの中で一番好きかも。
ディ・モールトベネ!
ブラック・サバスに止めを刺したときのラッシュは原作では「16無駄」でしたが、なんとアニメでも16回「無駄」って言ってますね…(多分)
そんなところまで忠実に再現してくれるのがアニメジョジョのいいところ!
こだわりを感じられて、とても好きです。
ポルポの最後
再点火したライターを返して組織への入団を認められたジョルノはバッジを受け取るタイミングでゴールド・Eを発動し、ポルポの拳銃をバナナに変えてその場を去ります。
真面目に炎を守ったにしても再点火してスタンド使いになったにしても、どちらでも利用できると悪い顔で考えをめぐらせていたポルポさん。
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なんだかイケメン風のポーズにイラッとしますが…(笑)
バナナに変えられた拳銃に気がつかずに引き金を引いてしまいました。
さようなら…。
さて、いよいよ次回は仲間たちとの出会いのシーンです!
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スタンド名…ブラック・サバス
本体…ポルポ
破壊力ーE(A) スピードーA 射程距離ーA 持続力ーA 精密動作性ーE 成長性ーE
- 影の中だけを移動し、能力は影の中だけという限定つき。ただし、小石だとか石畳の隙間のようなあまりにも小さい影には入れないらしい。日光のところに飛び出したり、ジャンプしたりはできない。ライターの炎の中から出現し、自動的に攻撃する。
- 口の中から「矢」のような物を出し、人の魂を突き抜く。突き抜かれた者は「スタンド能力」の才能を引き出されるか「死ぬ」か。
ジョジョの奇妙な冒険48巻
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