©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
「あの…よかったら肩を貸しましょうか?もしよかったらですけど」
セッコとの戦いの後、急激に疲労し立っていることもままらななくなったブチャラティに、思惑を秘めたドッピオが声を掛けます。
すでにガードレールも見えておらず、車のクラクションも聞こえていない様子のブチャラティは、一人で歩いていくことは困難だと判断し、ドッピオに目的地であるコロッセオまでの介助を頼みました。
エピソード33 そいつの名はディアボロ
魂の形
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何も見えていないのかと思いきや、目ざとくドッピオの首の傷を指摘したり、聞こえてないはずなのに普通に会話ができていたり…
なんだか不思議な感じでしたがそれもそのはず、目も見えず耳も聞こえていないブチャラティが”見て”いたのは、対象の『魂の形』。
そのことに気づいたボスは、『魂の形において似たにおいを持つ』トリッシュに成りすますようドッピオに指示を出します。
この時の迫真の「とぉるるるる」ラッシュはすごかったですね。
そしてボスの指示に従って女性口調で話し出すドッピオはなかなかシュールでした。
実は漫画の方ではブチャラティとドッピオ(トリッシュ)の会話シーンはほとんどなく、ドッピオがトリッシュのふりをして喋った言葉は「次はどっちへ…向かえばいいの?」という一言程度。
ナランチャあたりなら普通に使いそうな口調なので全く違和感なく読んでましたが。
アニメではこの時点でトリッシュになりきって結構会話してます。
ノリノリでちょっと声高くしてるのが面白い(笑)
因縁
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若かりし日のボスがエジプトで盗掘したという6本の『矢』。
そしてディオとの戦いののちに『矢』の追跡を始めたポルナレフと承太郎。
犯罪の統計から矢のありかを突き止め、確信に近づいたポルナレフは組織に追い詰められ、ボスと戦って致命傷を負っていました。
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「この…能力は…!!『時』を…」
5部メンバーよりも一足早くキングクリムゾンを味わっていたポルナレフ。
『想像をはるかに邪悪に超える能力』とはよく言ったもの。
エジプトでボスが矢を手に入れた経緯やボス対ポルナレフの回想シーンは二人のモノローグを絡めながらとても分かりやすく表現されててよかったです。
BGMも3部のアレンジが入ってたりでいい感じ。
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ちなみに回想での承太郎とポルナレフは5部仕様でかなりスリム…。
3部ではもっとガチムチだったんですけどね?
でも大丈夫。原作でも割とこんな感じでヒョロっと描かれてました。
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「こいつは!」
そしてコロッセオに辿り着いたドッピオ(ボス)はポルナレフが持つ矢を見て、待ち受けていた人物の正体を思い出します。
ポルナレフVSディアボロ
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「これは『試練』だ 過去に打ち勝てという『試練』とオレは受け取った」
ポルナレフに引導を渡すため、ついに姿を現すディアボロ。
柱の後ろを通って上着を脱いだら、少年のような姿から頭に変な模様がついた長髪のおじさ…おにいさん?になってしまうというイリュージョン。
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原作よりもイケメンに見える。
ポルナレフは滴る血の雫の数を見て、時間が消し飛んだことを見分けながらなんとか応戦しますが力及ばず…。
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力尽き、今わの際に脳裏に浮かぶのは3部の仲間たちの姿。
ちょっとジ~ンときちゃいますね。
しかしただでは倒れないポルナレフ。
ポルナレフの持っていた矢に貫かれたシルバーチャリオッツが光を放ち、何やらおかしな動きを見せます。
そしてどこからともなく現れた怪しげな黒い人影…。
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展開がわかってても不気味。
いや、わかってるから怖いのか。
それにしても…
この回のブチャラティのポンコツ感ったら…。
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