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【からくりサーカス】第22話…ジョージのピアノと阿紫花の煙草エピソード

からくりサーカス22話フランシーヌと最古の3人

「これ以上人間を傷つけることは、許さない!」

フランシーヌと同じ顔をしたエレオノールと対面し、存在意義を取り戻したとばかりに甲斐甲斐しく世話を焼く最古の3人。

エレオノールは「フランシーヌ様」と呼ばれ傅かれることに困惑しながらも、増援部隊としてゾナハ病研究所に向かうことになったパンタローネに命令を下します。

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第22幕 「ハリー」へ向かう!!

ミンシアvsギャンブラー・ジョーンズ

からくりサーカス22話ミンシアとギャンブラー・ジョーンズ

「運のないヤツはどうあがいてもダメなんだよ!!」

ゾナハ病研究所ではミンシアが自動人形のギャンブラー・ジョーンズと戦っていました。

その名の通り賭け事で勝負を挑んでくるギャンブラー・ジョーンズに対して運の悪いミンシアは大苦戦。

賭けに負け続けておかしな格好をさせられています。

スタイルいいからこんな格好でも結構似合ってますけどね(笑)

だけど…あれ?

アニメではミンシアの女優設定消されてるんだっけ?

彼女は原作では女優業をやっているんですが、「裏表のない拳を打つかけひきの苦手なおまえには女優になるなんて賭け同然のことは向いていない」とお父さんに言われてたんですよね。

ここのバトルでは女優になった経緯を絡めたセリフのやり取りがあって、それがこの窮地を脱するきっかけになるはずだったのに…なんか違う話になってる。

キャラ自体存在を消されてるからしょうがないけど、法安さんの名言「雨は、芸人のせいじゃねえ」もなくなりました。

からくりサーカス22話ミンシア

「はぁぁぁぁぁぁ!!」

結局ミンシアは「諦めないで!」とトムに励まされてやる気を取り戻し、賭けではなく拳でギャンブラー・ジョーンズに勝利。

色々カットや改変してるから単純に諦めるか諦めないかの話で殴って解決しただけみたいな感じになってるような。

トドメの場面もビミョーだなぁ…。手袋取ってないしお父さんへのモノローグもない。

漫画のほうは迫力ある画だったんですけどね。

からくりサーカス36巻ミンシア

殴った後の「私は、どっちにせよ一生懸命やるしかない女だもん。」ってミンシアのセリフもいい言葉だし、それこそがこのエピソードで言いたかったことではないかと思っていたんですがアニメではカットされていました。残念。

やっぱりこういう所のバトルはサクサクいっとかないと尺が足りないんでしょうね。

まあとにかくテンポはいいです。

あと、ミンシアが殴りかかるところのアニメのBGMはカッコ良かった。

ジョージと阿紫花の名シーン

からくりサーカス22話ジョージの煙草に火をつける阿紫花

研究所内で「ハリー」を探し歩く道すがら、阿紫花の煙草を分けてもらうジョージ。

これまで体に悪いことを進んでやるなんて非合理だとバカにしていたのにいろいろと心境の変化があった模様。

実際鳴海や阿紫花とつるむようになってジョージはかなり変わりました。

まあアニメでは出番を削られてるのでそんな変化はあまり伝わってないだろうけど。

煙草の火を点けるシーンの画も何かフツー…。

これはもっと哀愁ある感じにしてほしかったなぁ。

原作のほうがフラグ感のある独特な空気で味がある。

からくりサーカス37巻煙草に火を点ける阿紫花とジョージ

ポーズの細かいところもかっこよさが違いますね。

だけどこのシーンのあと、ジョージが阿紫花を誘いに来た時のエピソードがちゃんと入っててホッとした!

前話で何も語られてなかったから完全にカットされたのかと思ってました。

結構端折られてたけどまあ無いよりはまし。



ジョージとピアノ

からくりサーカス22話子どもたちにピアノを披露するジョージ

子どもたちが集まる部屋に行きついたジョージと阿紫花。

そこで怯える子どもたちにジョージはピアノを披露します。

冷徹なしろがね-Oだったジョージがだんだん人間らしさを見せるという屈指の名シーン。

しかしほとんど静止画ーー!

つくづく不遇なジョージ。

からくりサーカス22話またピアノを弾いてねとせがまれるジョージ

「ま…またピアノ…弾いてね!」

漫画で見た時はかなり感動したシーンだったんだけど…アニメだとさらっと見えてしまいました。

原作ではジョージはオートマータの手がかりを得るために子供たちに尋問したりしていたのでかなり心の距離があったんです。

それがピアノを弾いてあげたことで距離が縮まる…という展開だったんですが、アニメではそんなに冷徹なこともしてなかったからなんだかなぁ…。

あんまりギャップが無くて感動が薄い。

阿紫花の意地

からくりサーカス22話阿紫花

「悪いがジョージ、あたしゃそろそろフケさせてもらいやすぜ。」

敵の増援が到着し、混乱する現場から逃げようとする阿紫花。

いや、このタイミングでの逃走はおかしいだろ!…と突っ込まずにはいられない。

だってこの時まだジョージは敵と対峙してる最中で、さっきまで「夢が何だったのかは死ぬときに教える」とか「煙草は戦いが終わってから返す」とか言ってたのに。

ジョージが何をしたかったのかが気になってついて来たはずの阿紫花が何も聞かずに逃げようとするのは違和感が…。

原作ではジョージの戦闘が終わった後の行動でした。

多分キャラクターが足りてないから話の進行を調整しないといけなくてこうなってるんだと思うけど辻褄的には苦しいですね。

からくりサーカス22話パンタローネ

「見逃してやる。行くがいい!!」

そんな阿紫花の前に現れたのは最古の人形パンタローネ。

「逃げようとする人間を殺す」という任務に反し、見逃してやると言い出したパンタローネの言葉を聞いて一度はそのまま出ていこうとした阿紫花ですが…

彼の胸の内にはサハラの戦いで「どけ」と言われて思わず道を譲ってしまったことがずっと引っかかっていました。

からくりサーカス22話阿紫花

「せっかくのお目こぼしですが…やっぱ、やり合ってもらえますかい?」

いよいよ阿紫花の見せ場。

踵を返してパンタローネとの戦いに挑みます。

これはジョージの戦いと阿紫花の戦いが同時に進行していく感じですかね。

それはそれで熱いかも。

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