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【からくりサーカス】第13話…ルシールの最期…駆け足で散っていく仲間たち

からくりサーカス13話しろがねたち

© 藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

なんとかたどり着いた真夜中のサーカスの中心部。

そこにはフランシーヌ人形と最古の四人が待ち受けていました。

合流したしろがねたちは、今にも倒れそうな鳴海を庇うかのように最古の四人に戦いを挑みます。

【からくりサーカス】第11・12話…サハラ編ダイジェスト!真夜中のサーカスへ



第13幕 ルシール

ルシールの復讐

からくりサーカス13話アルレッキーノと鳴海

© 藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

トーアたちのサポートを受け、フランシーヌ人形の元へと進む鳴海でしたが、大きなダメージを負ったその体はすでに限界を迎えていました。

アクア・ウイタエを飲んでしろがねの驚異的な回復力を得た鳴海があの程度で死にそうになってるのは不思議に思えますが…

原作ではここに至るまでの選択の扉は四つあり、鳴海はそれらを全て回ってその先々で戦闘をしてきているので、フラフラになってしまうのも納得です。

 

そしてそのころ、別ルートでフランシーヌ人形の元へと向かっていたルシールたちのもとにはジョージと阿紫花が運んできた待望の秘密兵器が到着。

からくりサーカス13話ジョージと阿紫花

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ジョージが元々どんな人物なのかというところも、ここまでの阿紫花とのやりとりもほとんどカットされてるので、こんなところだけコミカルなシーン入れられてもなぁ…という感じではありますが…

からくりサーカス19巻

© 藤田和日郎・小学館

ジョージと阿紫花は結構いいコンビで原作での二人のやり取りはとても面白かったし、阿紫花の前では妙に人間くさくなるジョージも好きでした。

時間さえ許せば、アニメでももっと掘り下げて欲しかったですね。

 

そんなジョージたちが運んできたのは、フランシーヌにそっくりだったというルシールの娘、アンジェリーナをモデルにした人形でした。



からくりサーカス13話アンジェリーナ人形とルシール

© 藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

「動けないのかい?そうさ、アンジェリーナはフランシーヌ人形とうり二つだった…その人形の命令だものね。」

最古の四人の中でも、直接家族を殺されたという経緯があるドットーレに対しては特に強いこだわりと恨みを持っていたルシール。

アンジェリーナ人形の命令で動けなくなったドットーレをどこか生き生きとした様子で挑発し、存在意義を否定させることによってついにその復讐を遂げます。

からくりサーカス13話ルシールとドットーレ

© 藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

「自分の生きる理由を手放して…オートマータが存在できるものか… おまえはもう…おしまいだよ。」

フランシーヌを否定したことで存在を維持できなくなり、体中から擬似体液を噴出して崩壊したドットーレとルシールは相打ちのような形に。

悠木さんのコロンビーヌ(大)も想像以上にマッチしてて驚いたんですが、最古の四人の中では大友さんのドットーレが一番しっくりきてたので、朴さんのルシールとともにここで退場になるのは少し寂しいですね。

からくりサーカス13話ルシール

© 藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

「あんたは大切な人を守って…守り抜いて、ずっとその人を愛するがいいよ。」

生死の境にいる鳴海の元に現れ、最後の会話を交わしたルシール。

もうこんな場面まできてしまったのかという感じです。

原作を読んでた時はかなり長い間ルシールと一緒にいた気がしてたので、別れのシーンがとても辛かったんですが…

アニメは早い。

過ごした時間がホントに短くてルシールとの思い出が無い…。

にもかかわらず、脳内の原作補正でやっぱり泣けてしまうこのシーンは偉大です…。



しろがねたちの死

からくりサーカス13話治療を受ける鳴海

© 藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

ルシールとの別れを惜しむ暇もなく、現実世界での鳴海は心臓が停止し、すでに手足の石化が始まっていました。

 

あれ?

手術をするのはロッケンフィールドさん?

原作ではトーアが手術をして、ロッケンフィールドは外で戦っていたんですが、役割が逆なんですね。

しかもトーアは存在をカットされたダールの役割も背負っていたようで、「『黒き門』は鳴海くんにくれてやる」という言葉を残し、なんと早々に自爆。

『黒き門』の脚に本来あるはずの無いものがついてたからもしやとは思っていたけど、これまた強引に辻褄を合わせてきましたねぇ。

からくりサーカス13話黒き門

© 藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

車輪つきの黒き門…

役割もマリオネットのデザインも変えられちゃったトーアさん、ご愁傷様です。

まあ、活躍の場もあまり無かったから車輪がついていても大して問題は無いのか…。

 

それにしてもすごい勢いでどんどん人が死んでいく!

からくりサーカス13話ティンババティ

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馬麗娜(マァリイナ)、ルシール、トーアに続き、コロンビーヌを道連れにしてティンババティまでもがこの回に退場してしまいました…。

い、命が軽い…!

みんなそれぞれ本当にかっこいい散りざまのはずなんだけどなぁ…。

さすがにこの退場ショーでは泣くのは難しい。

サハラ編もあっという間に終わりそうですね。

新OP・ED

さて、今回第13話からはオープニング曲とエンディング曲が一新されました。

キリよくサハラ編が終わってから変更するかなと思ってたんですが、きっちり12話で区切るんですね。

OP曲はKANA-BOONの『ハグルマ』

『月虹』もよかったけど『ハグルマ』、かっこいいですね。好みです!

そしてED曲は眩暈SIRENの『夕立ち』

こっちもすごく好きな感じの曲!

からくりサーカスは劇伴も素晴らしいし、OPもEDも1クール目からどれもいい曲ばっかりで、とにかく音楽には恵まれてるんですよね。

2クール目からもOPとEDは飛ばせなさそうです。

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