【ゴッドイーター3】追加ep「過去との邂逅ユウゴ編」3度目の接続~壮大な夢

ゴッドイーター3ユウゴと主人公

こんにちは、キーアです。

「ゴッドイーター3」Ver2.10の追加エピソード《過去との邂逅 ユウゴ編》をプレイしてみた感想の続きです。

【ゴッドイーター3】追加ep「過去との邂逅ユウゴ編」をプレイしてみた感想

※ネタバレいっぱいです。



過去との邂逅 ユウゴ編 その2

隠したいもの

ゴッドイーター3バグと対峙する主人公

3度目の『感応領域』への接続を開始しますが、今回は前回よりも大量のバグが二人を出迎えます。

「なんだ…?随分荒っぽい歓迎だな」

いやいや何を他人事のようにほざいてんだ、お前の心の中だよ。

遠慮のいらない二人の仲なら、もちろん主人公はこう突っ込んだと思うんですが。

とはいえ、ここまで大量に発生するのはやはり想定外とのこと。

しかしユウゴはその事につては触れず、ひとまず人型の『記憶の結節』を捜索し始めます。

ゴッドイーター3記憶の結節でユウゴの心の内を知る主人公

今回はフィムが犬飼博士に連れ去られた時の『記憶の結節』のようです。

この時、ユウゴはイルダに車を1台借りて単独でバルムンクの追撃を行いました。

何も心配はいらない、という風な態度でしたが、心の内側では失敗したときのことばかり考えていたみたいですね。

(少しでもタイミングを間違えたらアウトだ…本当にここでしんじまうかもな…)
(だが…例え俺がここで倒れても…お前さえいれば…お前になら…!ハウンドのみんなを安心して任せられる…!悔いはねえ…!)

勇ましく飛び出していったユウゴは本当はこんなことを思っていたんですね…。

勝手に鬼神呼ばわりして全ての戦闘に送り出し、適性が高いからといって感応レーダーの動力源として差し出し、人型アラガミであるフィムの世話を任せ…。

それに加えてリーダー役まで主人公に押し付けようとしていたとは、勝手なことばかり言ってんじゃないよあんた。

「悔いはねえ」じゃねえよ、自分の仕事の無さをもっと悔いなさい。というかジークにも何か仕事を与えて差し上げろ。

と、まぁ思うところは多々ありましたが。

死を覚悟しつつも犬飼博士の悪行を見逃すことができず、フィムを命懸けで助けようと動いたユウゴ。

正直、メインストーリーでのこの場面はトントン拍子で話が進み、感情移入する間もなく救出に成功していたのでイマイチだったんですが、ユウゴが行動を起こすに至るまでの葛藤と覚悟が明らかになった今は、彼への評価を改めなければいけないかもしれません。

そしてフィム救出後も、ユウゴはネガティブモードでした。

(結果的にはどうにかなったが…今回は本当に危ない橋を渡った…)
(みんなにも随分無理させちまったな…誰も死なずに済んだのは、運が良かっただけだ)
(俺たちは、着実に夢に近づいているはず…だがこのまま進んで、本当に…)

満足するでもなく、慢心するでもなく。そしてぬぐい切れない不安を秘めて、それでも皆の前では安心させるような言葉を口にして。
ユウゴはずっと一人で、自分の弱い心と戦っていたんですね。

ゴッドイーター3ユウゴ

「夢ってのは不思議だよな 追っていくうちに、いつの間にか大事なものがどんどん増えてってるんだ。自分がいなくなったとき、その大事なものはどうなっちまうのか…。その大事なものを失ったとき、自分はどうなっちまうのか…。ふとした瞬間にそんな考えが頭を過るんだ」

背負ったものが重すぎて、ユウゴ一人では背負いきれなくなってきているんでしょう。

しかしこれ以上弱さを曝け出したくないのか、ユウゴは主人公の心配をよそに話を切り上げその場から退出。そしてタイミングを見計らったかのようにキースが入ってきます。

ゴッドイーター3キースの話を聞く主人公

「実はちょっと気になってたことがあるんだ。ユウゴと先輩の感応同期率の上り幅が正直、あんまり芳しくない」

うわー、やっぱり。見事に伏線を回収しました。どうやら予測値の3分の1以下にしか到達していないらしいです。どうりでゲージの進みが遅いと思った。

「ユウゴは、無意識に先輩に隠したがってるものがあるんじゃないかな…」

何が「見せられないものなんか何も無い」だよ!

カッコつけるのもいいけど、さっさと腹括れよユウゴ!面倒くさいやつだな!



行ってみてのお楽しみ

キースの言葉が気になるところですが、とにかくユウゴとの『感応同期率』を上げなければ話は進みません。

『感応同期率』を上げるための一環で、ユウゴがヴァジュラ討伐のミッションを登録していました。

ゴッドイーター3ペニーウォート周辺でのヴァジュラ討伐

二人の始まりの場所であるペニーウォート周辺、旧市街地礼拝堂。ミッション開始早々に、ユウゴはエイミーに暫く無線を切ってほしいと頼みます。

“牢獄”時代には、無線を切るどころか不要な会話すら禁止されていましたが、もはや好き勝手してますね。

「なあ、手を動かしながらでいい。そのまま聞いてくれ」

無線を切ったのは、だれにも邪魔をされることなく、二人きりで本音の話をするためでしょう。

まぁ、アラガミはガンガン邪魔してくるけどね?

「毎回綱渡りしながら夢に一歩ずつ近づいてきたよな」
「だが仲間を失うたびに、夢が重くなって…夢に近づくたびに失うものもでかくなっていった」
「…お前はさ、怖くなったことないか?」

わざわざ戦いながら話さなくてもよくない?ドレッドパイクの相手するの結構しんどいんだけど。

仕方ないからそのまま聞き続けますが、ユウゴはここでようやく初めて、自分の弱い部分について主人公を頼り、相談しました。

しかし主人公はゲームの仕様上、残念ながら返事ができません。ごめんやでユウゴ。

せめてミッション中じゃなかったら選択肢から選んで返事してあげられるのに…こんなところで話を振るから…。

ドレッドパイクを全て片付けると、強制的に通信を繋げたエイミーからいつもの「なんちゃって緊急事態」が通達され、ヴァジュラが登場します。

ゴッドイーター3威勢のいい言葉を返すユウゴ

「ああ、問題ない。俺とこいつのコンビの良さ、知ってるだろ?どいつが相手だろうと負けるわけねえさ…!」

今までも表面上では散々パートナーだのなんだの言っていましたが、ずっと本音を隠していた相手にこう言われても…って感じです。

ユウゴの中では「本当の自分を曝け出したから満足、これでもう本当のパートナーだぜ」ってことなんでしょうか。

くどいようですが、主人公側は一言も喋ってないですけどね。

難なくヴァジュラを退けると、エイミーから驚きの声があがります。

「お二人の感応同期率が一気に90%を超え…99%付近まで到達しています…!」

まじかよ。

ゴッドイーター3黙って微笑む主人公

「そっか…そうかもな」
「報告ありがとう、エイミー。そいつはきっと不具合じゃない。そっちでは感応領域の最深部に接続するための準備を進めといてくれ」

一人で勝手に納得しないで。

でもこの主人公が黙って微笑むシーン、これぞ昔からの相棒って感じがしてすごい好き。

こんな主人公が相手だからこそ、ユウゴも腹を割って話をすることができたんでしょう。

そして、その弱さを受け入れてくれたからこそ、抱えていたものを吹っ切ることができたんですね。

「最深部に何があるのか、見当はついてる。あとは突っ込むだけだ。ま、何が出てくるかは行ってみてのお楽しみさ」

…内容が内容だけに、別に楽しみではないですがね…。



お前の隣で

ゴッドイーター3ユウゴと主人公

最深部では、クレアの時と同じように心の中に深く刻まれた風景が写真のように宙に舞っていました。

それは“牢獄”で生き抜いた日々。クリサンセマムで出会った新しい仲間たち。未来を掴み取るための決意。

見る限りでは、ユウゴの心の中は、「仲間」と「夢」で溢れていますね。

最深部に現れた『記憶の結節』の内容は、AGEの命を道具だとしか思っていなかったガドリン総督の声明から始まります。

オーディンに搭乗し命と引き換えに灰域を打ち消せ、という話に、ユウゴは腸が煮えくり返っていました。

これまで散々地獄を体験し、幾多の血が流れ、失ったものは数えきれない。それでもなんとかここまで来たのに、その未来は他人の勝手なエゴで閉ざされようとしていました。

ユウゴはそのエゴに立ち向かい、そしてクリサンセマムの面々に迷惑をかけないようにと行動を起こすわけですが、実はそのとき既にユウゴは夢を諦めようとしていたのでした。

ゴッドイーター3諦めの言葉を口にするユウゴ

(……俺たち……これで終わりだな)

ペニーウォート時代では、どれだけ夢を抱いても片っ端から無駄だと捻り潰されていました。

その感覚が染みついてしまっていたユウゴは、夢の実現に近づくたびに怖くなり、積み上げたものが崩れ去ってしまうことも簡単に受け入れてしまえるようになっていました。

そんなユウゴの弱さが具現化し、白いアヌビスの姿となって二人に襲い掛かります。

しかし、今や自分の弱さに向き合い、独りではなくなったユウゴは、本当の自分を受け入れてくれた長年の相棒に助力を求めます。

「あの野郎を…夢を追うのが怖くなった俺を…一緒にぶっ飛ばしてくれるか?」

ゴッドイーター3ユウゴと主人公のコアエンゲージが発動

ユウゴとの『コアエンゲージ』が発動。口先だけでなく、本当に二人の間に隠し事なんて何もなくなった瞬間です。

今までのエンゲージ『明日への絆』は、近接攻撃力が3%上昇し、エンゲージ効果時間の減りを15%軽減するというものだったんですが、今回発現した『果てなき夢』は、近接攻撃力上昇率が10%にまで強化され、エンゲージ効果時間軽減率も25%まで強化されています。勿論、クレアの『コアエンゲージ』同様、発動時にフルバースト効果もあります。

今までは攻撃力の上昇率が低かったので微妙だったんですが、10%も強化されるとなると非常に優秀ですね。



力を合わせて白いアヌビスを撃破し、かくしてユウゴは自分の弱さを乗り越えたのでした。

ゴッドイーター3ユウゴと主人公

「蓋を開けてみればお前に見せてないもの、結構あったな」

ええ、そうですね。そうだろうなとは思ってましたが。

それでもユウゴが夢を諦めずここまで来れたのは、最強のパトロンであるイルダと、人間ができすぎている主人公の力と、そして夢を共有する仲間たちの存在があったから。それはユウゴ自身も分かっていました。

でもそれは、ユウゴが決して弱さを見せずに皆を引っ張ってきたからでもあるでしょう。

今回の事で、夢を恐れず自分と向き合う覚悟ができたユウゴは、改めて相棒に言葉をかけます。

ゴッドイーター3ユウゴ

「だから、これからも…お前の隣で、夢を追っかけさせてくれ」

プロポーズか!!

 

さて、自分たちの「夢を叶えられる」ミナトをつくるという夢に向けて、恐怖を乗り越えたユウゴの中にはさらに大きな夢が生まれてきているのだとか。

徐に「お前はさ、どのあたりにミナトを作りたい?」と主人公に問いかけるユウゴ。

悩みに悩んで大体の希望を伝えますが、ユウゴは「俺たちだけでなく世界中の人々が夢を叶えられるように世界中にミナトをたくさん作りたい」と語ります。

そしてコアエンゲージの技術を応用することで、従来型ゴッドイーターとAGEが互いを尊重しあえる関係を作り上げることができるのではないかと。

ちょっと壮大すぎるんじゃないかな…と否定的な意見を出すような無粋な輩はいませんでした。

ゴッドイーター3みんなに発破をかけるユウゴ

「どこまでも付き合って貰うぜ…覚悟しとけよ!」

ユウゴ達ハウンドの未来がこれからどうなっていくのか、なんとも楽しみです。


以上、《過去との邂逅 ユウゴ編》の感想です。

クレアの時は、エドリックという新キャラが言葉だけで登場したり、ストーリー中で全く触れられなかった幼少時の話がメインだったりで、ちょっと共感しづらいところもあったんですが、今回のユウゴのエピソードは「ああ、あの時本当はこう思っていたのか」ってすっと受け取れることができた気がします。

ユウゴってなんか口先だけだなってずっと思ってたんですが、心の内ではこんなにも自分を追い込んでいたのかっていうのが分かって、前よりちょっと好きになりました。

ただ一点、本当に我儘な不満を挙げるとすれば…メインストーリーのラストであるフィム奪還のオーディン戦では、ムービー中に主人公がボイス付きで喋ってくれるという素敵な演出をしてくれたのに、なぜ今回ユウゴが振り絞った心からの言葉に主人公に返事をさせないのか…というところですかね。

仲間たちと絆を深めるこの追加エピソードでこそ必要だと思うんですが、そこんとこどうなんでしょうかバンナムさん!

ということで、次回はジーク編の感想に続きます!

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