中国の武漢市に端を発した新型コロナウイルスの影響で自粛自粛の毎日ですね。
ライブに行ったり夜の街に繰り出すのが大好きな友人たちは暇すぎて死にそうだと嘆いていましたが、僕はもともと家の中でアニメや漫画を見るのが好きなので特に苦もなく過ごしています(笑)
さて、最近は気に入る新作がなかなかないので「Amazonプライムビデオ」や「dアニメストア」で昔の作品ばかりを見ていたのですが、それもさすがに飽きてきたのでAmazonプライムのチャンネルに少し前から追加されていた「NHKオンデマンド」に加入することにしました。
NHKオンデマンドの概要
「NHKオンデマンド」はNHKがこれまで放送した番組を、日本国内限定でパソコンやスマホ、タブレットなどで有料視聴できる動画サービスです。
現在の配信内容を公式サイトで確認すると【地上波・衛星波で放送している番組の中から月々約500本を放送当日もしくは翌日から配信】【NHKの映像資産から、名作ドラマやドキュメンタリーなど約7000本の番組を好きな時に視聴可能】となっているようです。
僕は昔から大河・時代劇ドラマやNHKのドキュメンタリー映像などが大好きだったので、DVDを借りたり再放送を待たずともたくさんの作品を見ることができるようになって本当にうれしいです。高い受信料を払っているのだから本当は無料にしてほしいけど(笑)
まだ加入して数日ですが、見終わった&現在視聴中の番組・ドラマの中で印象に残っているのは「坂の上の雲」、地域発ドラマ「広島発ドラマ 火の魚」、地域発ドラマ「静岡発ドラマ プラスティック・スマイル」、「プロフェッショナル仕事の流儀」、「未解決事件」、「地球TAXI」、「歴史秘話ヒストリア」、「深海の巨大生物」あたりです。
「坂の上の雲」は司馬遼太郎氏の同タイトルの小説を壮大なスケールで描いた青春群像劇ですが、とにかくどの役者さんも本当に演技が上手。日本のドラマもまだまだ捨てたもんじゃないなと。主人公のひとり正岡子規を演じた香川照之さんは役作りの為に17キロ減(20キロとも)で臨んだそうですが、身を削って病臥の子規を演じ切った姿に思わず涙が出ました。
「火の魚」は”命の輝き”をテーマに、老作家・村田省三と女性編集者・折見とち子のユーモラスかつほろ苦い物語を、瀬戸内・大崎下島を舞台に描いた作品です。思わず目を背けたくなったり胸が痛くなる場面がありますが繊細で美しい物語でした。ヒロインを演じた尾野真千子さんの演技は本当に素晴らしかった。
「プラスティック・スマイル」は静岡市内のプラモデルメーカー・島田模型の総務課に勤務する完璧主義者・紬(つむぎ)とモデラ―(模型作りマニア)の先輩・翔が織り成す職場バディドラマ。コスプレーヤーでもあるヒロインを演じる女優さんがとても役に合っているなと思いながら見ていましたが、後で調べるとももクロの赤・百田夏菜子さんだったことが分かり驚きました。
「プロフェッショナル仕事の流儀」はどの方もその道の達人なのでものすごく勉強になったのですが、強く心に残ったのは第31話のコミュニティソーシャルワーカー・勝部麗子さんの回です。ゴミ屋敷や孤独死、ひきこもりなど”制度のはざま”に陥り、自分からSOSを出せない人々を懸命に救おうとする姿に胸を打たれました。
その他にも数えきれないくらいたくさんの面白い番組があります。
・麒麟がくる ・龍馬伝 ・葵 徳川三代 ・いだてん~東京オリムピック噺~ ・篤姫 ・西郷どん ・翔ぶが如く ・おんな城主 直虎 ・天地人 ・徳川家康 ・江 ~姫たちの戦国~ ・徳川慶喜 ・信長 KING OF ZIPANGU ・武田信玄 ・黄金の日日 ・八重の桜 ・おんな太閤記 ・風林火山 ・天と地と ・利家とまつ 加賀百万石物語 ・功名が辻
など
・スカーレット ・あまちゃん ・なつぞら ・おしん ・ゲゲゲの女房 ・梅ちゃん先生 ・ひよっこ ・まんぷく ・半分、青い ・カーネーション ・わろてんか ・ちりとてちん ・あすか 総集編 ・どんど晴れ ・澪つくし スペシャル ・ふたりっ子 総集編 ・ちゅらさん
など
・ホットスポット 最後の楽園 ・電子立国 ・社会 ・東京リボーン ・東京ミラクル ・体感 首都直下地震 ・ダビンチ・ミステリー ・恐竜超世界 ・シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク ・平成史スクープドキュメント ・ブループラネット ・廃炉への道 ・秘島探検 東京ロストワールド ・大江戸 ・深海の巨大生物 ・神の数式 ・生命大躍進 ・人類誕生 ・人生100年時代を生きる ・未解決事件 ・金正恩の野望 ・災害 ・大アマゾン 最後の秘境 ・病の起源 ・日本人はるかな旅
など
NHKオンデマンドの加入・視聴方法
NHKオンデマンドの加入・視聴方法は僕が知る限り以下の3通り。僕が知らないだけで他にもあるかもしれませんが。
- NHKオンデマンド公式サイトから加入
- Amazonプライムビデオの専用チャンネル(NHKオンデマンド)に加入
- U-NEXTの専門チャンネル(NHKオンデマンド)に加入
「Amazonプライムビデオ」は世界最大級のIT企業であるAmazonが運営している動画配信サービスです。月額600円(税込)もしくは年間5900円(税込)でアニメや映画、ドラマ、ドキュメンタリーなどの見放題サービスやAmazonで商品を購入した時の配送特典、デジタル特典などを受けられます。初回登録時は30日間無料。
僕はAmazonプライムの専門チャンネルに加入していますが、加入手続きはチャンネル(NHKオンデマンド)を選択し、「今すぐ登録」ボタンを押すだけでした。
「U-NEXT」は株式会社U-NEXTが運営している映像配信サービスです。月額2189円(税込)でアニメや映画、ドラマ等、14万本以上の映像と70冊以上の雑誌が見放題・読み放題になります。初回登録時は31日間無料。
NHKオンデマンドの利用料金は公式もAmazonもU-NEXTも月額990円(税込)で共通。
つまり…
- NHKオンデマンド公式:月額990円(税込)
- Amazonプライム:月額500円+990円=1490円(税込)
- U-NEXT:月額2189円+990円=3179円(税込)
となります。※2020年3月現在
純粋な金額だけ見るとU-NEXTが際立って高いように見えますが、U-NEXTは月額プラン利用時に毎月1200円分のポイントがチャージされるのでNHKオンデマンド分は実質0円で見られるようですね。
僕はAmazonで見ているのでU-NEXTの詳細は分かりませんがポイントチャージを利用すれば月額2189円(税込)でNHKオンデマンドが見られるということでしょう。時々NHKオンデマンドが無料で見られると書いてあるサイトを見ますが、U-NEXTの月額料金は支払う必要があるので全て無料ではないです。
Amazonプライムなら「Fire TV Stick」を使って簡単にテレビで見られる
僕が公式、Amazon、U-NEXTの中からAmazonを選んだ理由ですが、もともとAmazonプライムに加入していたことはもちろんだけれど、それ以上に「Fire TV Stick」を使って簡単にテレビで見られるのが大きかったですね。
「Fire TV Stick」はAmazonが販売しているデバイスで、HDMI端子対応のテレビに挿すだけで簡単に映画やビデオをテレビの大画面で楽しめます。
Amazonのサイトには「Fire TV Stick」の準備やセットアップ方法を動画で説明してくれるページもあります。
2020年3月現在、販売されているのは「Fire TV Stick」「Fire TV Stick 4K」の2種類。「Fire TV Stick 4K」は4K対応かつ通常の「Fire TV Stick」よりも本体の性能が優れています(公式に80%以上パワフルと書いてある)。
NHKオンデマンド公式サイトでもHDMIケーブルでPCとテレビをつなぐなどすれば見られるし、U-NEXTも「U-NEXT TV」などを使えば簡単に見られるので、自分の環境にあったサービスに加入するといいでしょう。
個人的にはNHKオンデマンドは大河やドキュメンタリーが好きな人ならコスパ抜群だと思うので超おすすめのサービスです。
NHKといえば受信料を無駄遣いしているイメージが強かったけれど、ダイオウイカの長年にわたる研究や水中カメラの開発にお金を出していたのを「深海の巨大生物」という番組で初めて知ったり(民間放送では難しいでしょうね…)、これまでの番組のクオリティの高さを再確認したことで少しNHKのことを見直しました。
まあ、そのジャンルに興味がない人にはやっぱり無駄に感じると思うので、受信料は災害時などの最低限の分だけ回収して、後は個人個人で好きな番組を選べるのが最善かもしれませんね。
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