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【LoV4】創魔カード《ヤマトタケル》の概要と性能についての考察

lov4ヤマトタケル

© 1993, 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. 

ロードオブヴァーミリオン4(以下LoV4)の創魔ユニット考察、第9回は第2弾創魔【ヤマトタケル】について見ていきます。

【ヤマトタケル】は第12代景行天皇の皇子で、日本古代史の伝説上の人物です。

大和朝廷の国内征服を象徴する存在だと言われていて、なんとなく「英雄」のイメージがありますが、騙し討ちが得意だったり、子供の頃に素手で兄を殺害したりと、なんというか、黒い伝説が結構残っています。

天照大神との関係や、八岐大蛇の体内から出てきたとされる天叢雲剣(草薙剣)を扱う話は有名ですね。あと、あの髪型も。

初登場はLoV3。長年の戦と病で息絶えようとしていたところ、【ロキ】の手引きによって「魔械人」として復活しました。

「草薙の剣」と融合することで巨大なロボットに変身し強大な力を得ますが、融合後は精神が不安定になり、殺戮衝動に駆られて暴れまわるようになってしまいます。

本来「草薙の剣」は「苦災薙の剣」で、あらゆる苦しみと災いをなぎ払うよう祝福を受けた神剣だったのですが、【ロキ】の企てにより、その祝福は「呪い」として効果を反転。

さらに、その「呪い」の効果を増幅させるため、【ヤマトタケル】の想い人であった【オトタチバナ】の魂が剣に封印されていたのでした。

【ツクヨミ】や【卑弥呼】など錚々たる大和チームの助力により自我を取り戻す【ヤマトタケル】ですが、【ヤマトタケル】自身も、「忌み種」と呼ばれる闇のアイテムを【ロキ】に埋め込まれていました。

「忌み種」の侵蝕を、剣に封印されていた【オトタチバナ】の魂が必死に食い止めていましたが、正気を取り戻した【ヤマトタケル】の願いによって、想い人である【オトタチバナ】の魂は呪われた剣から解放されます。

しかし、抑制が効かなくなった「忌み種」は完全に発芽し、「混沌の鍵・第十席」【ヤマトタケル】が完成してしまうのでした。

最愛の人のことだけを想い、生命を削りながらも生きた【ヤマトタケル】ですが、【オトタチバナ】への強い想いを利用され、さらには彼女の魂すらも道具にされたという、かなりの鬱ストーリー。

創魔として復活した【ヤマトタケル】ですが、この先どんな運命が待ち受けているんでしょうか。救いのある話だといいですね…。

ちなみに神々の力で早々に復活した【オトタチバナ】ですが、ウェディングドレスを着てみたり、海の家で夏グルメを堪能したりと、【ツクヨミ】と一緒に現代を楽しんでいるようです。

CVはLoVプレイヤーとしてもお馴染みの立花慎之介さん。LoV3ではFFタクティクスコラボの【ラムザ】も担当してました。

イラストレーターはnakedさん。【ヤマトタケル】の神々しさとロボット時の重厚感を素晴らしいバランスで表現されています。めちゃくちゃカッコいい…。少年心を擽りますねこれは。



ヤマトタケルの基本性能

90コスト ディフェンダー


召喚アビリティ:なし

攻撃力120  防御力120  精神力90


武装アビリティ:なし

攻撃力170  防御力170  精神力110


血晶武装アビリティ:真威・草薙 (ATK↑・DEF↑)

ガーディアンスタイル時にHPが徐々に回復する。ただし、移動速度が下がる。

攻撃力210  防御力210  精神力140

前作と同じく高コストのディフェンダーで、今回は90コストとして登場しました。

「リジェネ」持ちの90コストディフェンダーといえば、度重なる上方修正を受け続けている【リア・ファル】さんがいますが、性能は全然違います。

ガーディアンスタイル時のリジェネは5回復。ただし、1秒ごとといわず、ものすごい勢いで5ずつ回復します。

精神力も高めでガーディアンスタイル時の防御力上昇効果も相まってかなりの耐久性能を誇ります。

ガーディアンスタイル時にさらに移動速度が下がるデメリットが発動しますが、まぁ元々ガーディアンスタイル時の速度は当てにして無いのであまり気にならないような気もしますね。

と、ここまで見たら本当に【リア・ファル】…むしろ劣化版と言われても仕方ないですが、【ヤマトタケル】の最大の特徴はEXアビリティにあるといっても過言では有りません。

どの種族も「ガーディアンスタイルで力を溜め、数秒後に解放する」能力になっています。前作【イデア】のようなアビリティですね。

チャージに必要な時間は3秒で、不死を除いて効果時間は20秒間です強力な効果ばかりですが、チャージが必要な分、行動が制限されてしまうので少し使いにくいとは思います。



種族別の性能

lov4ヤマトタケルCG

© 1993, 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. 

人獣

EXアビリティ:風薙ぎ

「ガーディアンスタイル状態」を一定時間維持したとき、バトルスタイル切り替え時にファイタースタイルでの移動速度が一定時間上がる。その効果中は、他の移動速度変化を受けなくなる。

【人獣ヤマトタケル】は「スピードアップ」+「速度固定」。スロウアタックなどの移動速度ダウン効果を受け付けず高速で追撃、もしくは逃走します。

血晶武装状態の【グリフォン】と並んで走ると、なんと【人獣ヤマトタケル】の方が僅かに速かったです。

【グリフォン】の移動速度が780、基本の血晶武装ディフェンダーの速度が560であることを考えると、+40%の速度上昇で間違いないかと。

最初の3秒さえ我慢すれば【プルートー】もビックリの高速ディフェンダーが完成です。

注意しなければいけないのは「速度固定」という点。すでに速いので問題ないかもしれませんが、他の「移動速度アップ」の効果も無視されます。【パーシヴァル】や【ペペ】のサポートは無意味ということですね。

アルティメットレイドも例外ではないので、攻撃力・効果時間辺りに割り振るのがいいと思います。

そういえば【イゾルデ】の「フィックススロウ」をくらうとどうなるんでしょうか…?多分効かないとは思うんですが…。

神族

EXアビリティ:天薙ぎ

「ガーディアンスタイル状態」を一定時間維持したとき、バトルスタイル切り替え時に一定時間射程距離が延び、複数攻撃になる。

「レンジアップ」+「ワイドアタック」です。

【源頼朝】と同じような内容ですが、動画では縦もそうですが横にも広い印象を受けました。【クライド】のイメージが近いかもしれません。

ガーディアンスタイルから移行するという特徴もあり、施設防衛ではかなり活躍します。

一度発動したらすぐガーディアンスタイルに戻すのも手です。射程距離は短くなりますが、ガーディアンスタイルのまま複数攻撃することができます。

「複数攻撃」なのでスプレッドショットのようにダメージ減衰もなく、攻撃力そのまま、スロウアタックもそのまま与えることができます。

攻撃力レイド時には脅威の殲滅力を披露してくれるでしょう。

魔種

EXアビリティ:炎薙ぎ

「ガーディアンスタイル状態」を一定時間維持したとき、バトルスタイル切り替え時に
一定時間攻撃力が上がり、攻撃間隔が短くなる。

「ATKアップ」+「ヘイスト」です。攻撃力は+40。

【神族ヤマトタケル】とは違って1匹ずつ確実に撃破していく事を重視した、魔種らしい攻撃特化型のアビリティですね。

同じく高コストディフェンダーの【魔種デス】が結構やばい性能をしているので、押しのけて採用するに足る性能かと言われれば微妙なところ。

しかし、確実にスロウアタックを当てられる状況下では無類の強さを誇り、セルフで回復もできる【魔種ヤマトタケル】は割とバカにできないスペックの持ち主です。

ブースト発動しても移動速度は上がらないので、いかに敵ユニットを捕まえるかが課題。

【ストラス】の速度バフや、【ビルヒーゲル】などの速度デバフ持ちユニットを組み込んでサポートするといいかも。

ヘイストがかかったディフェンダーは、スロウアタックのタイミングを合わせるのが難しいので、失敗しないよう気をつけましょう。



海種

EXアビリティ:渦薙ぎ

「ガーディアンスタイル状態」を一定時間維持したとき、バトルスタイル切り替え時に一定時間射程距離が延び、ファイタースタイル時の攻撃が、常にスマッシュアタックになる。さらに、スロウアタックの「移動速度を下げる効果」が上がる。

「レンジアップ」+「オートスマッシュ」+「スロウブースト」です。欲張りさんですね。

スタイル変更で操作が大変な【ヤマトタケル】で「オートスマッシュ」は嬉しいですよね。しかも「スロウブースト」付き。

もともとの精神力も140と高いので、不用意に近づこうものなら死滅が決定されそうな凶悪なアビリティセットです。

「レンジアップ」の効果は結構高く、マジシャンとほぼ同位置で攻撃できます。

他の種族と比べても比較的使いやすい性能なので、慣れるまでは【海種ヤマトタケル】で練習してもいいかもしれませんね。

移動速度ダウン持ちの【太乙真人】は、【ヤマトタケル】の完成までタワー戦を安定させる目的でも相性良さそうです。

不死

EXアビリティ:冥薙ぎ

「ガーディアンスタイル状態」を一定時間維持したとき、バトルスタイル切り替え時にファイタースタイルでの移動速度が一定時間上がる。さらに、効果時間内の次の攻撃に「攻撃対象とその周囲の敵ユニットに、『攻撃力に応じたディフェンダー属性ダメージ』を与え、一定時間移動速度を下げる効果」を付与する。移動速度上昇の効果は、敵ユニットを攻撃すると消える。

効果説明が長い!他の種族も長かったけど、一段と長い…!

要約すると、ブースト時はスピードアップし、1回攻撃すると範囲ダメ+範囲スロウを与え、即座に効果が切れるみたいですね。

また、【不死ヤマトタケル】のこのアビリティは、効果時間が2秒間しかありません。

他の種族と違い、一撃に全てをかける、まさに「必殺技」のようなイメージ。ロマンが有りますね。

まず、このスピードアップが、とんでもないです。よく移動速度の比較対象にされる【ヴァルトラウテ】にすら、余裕で追いつくどころか追い抜く勢いで走ります。一体何%上がってるんでしょうか…。

追加の範囲ダメージは攻撃力の50%相当。見た目のインパクトほどの威力は無いですが、それでも十分でしょう。

また、【人獣ポポイ】と違ってスロウアタックを撃たなくても発動します。なので、スロウアタックの速度低下とアビリティの速度低下は重複すると思います。

効果範囲がかなり広く、速度低下率も高いので、ブースト効果が切れた後、すぐに3秒チャージして追いかけると普通に追撃できます。

操作量はめちゃくちゃ増えるので大変ですが、上手く操作できるとかなり強いです。

何よりかっこいいです。全てはロマンです。


素の血晶武装アビリティ「真威・草薙」のおかげでガーディアンスタイル時には脅威の耐久力を見せます。

EXアビリティの強烈な印象に引っ張られそうですが、リジェネのおかげで継戦能力が高いのが優秀。回復しつつチャージを行い、一気に高火力で攻めるという戦い方が基本になります。

操作は忙しくなりますし、時間管理をしっかりしないと思わぬミスに繋がります。

チャージのタイミングを間違えると戦闘開始時に全力を発揮できなかったり、そもそも逃げられたりするので慣れが必要です。

また、LoV4の仕様として「ガーディアンスタイルからファイタースタイルに変えた直後は攻撃できない時間帯」があるので要注意。

使いこなせると非情に強力な性能なので、上手くいかなくても諦めずに練習を重ねてみましょう。

【ロードオブヴァーミリオン4】ユニット別の考察記事まとめ
© 1993, 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. スクエニのアーケードゲーム『ロードオブヴァーミリオン4(以下LoV4)』、新システム『創魔』が実装されてしばらく経ちました。今更な

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