©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
敵の能力を探るため、自ら罠に飛び込んで消えたジョルノ。
残されたアバッキオとブチャラティは、ジョルノを攻撃した敵を探るべくスタンド能力を使って船内を調査します。

エピソード6 ムーディ・ブルースの逆襲
アバッキオの過去
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第六話は、ナレーションで語られるアバッキオの過去の話から始まりました。
やさぐれたアバッキオ、いい顔してます。
まさかここで入るとは思ってなかったこのエピソード。
原作ではもう少しあとの別の見せ場で語られていました。
まあ、この場面でやってしまうのもアリかな…。
ただ、ここでこのエピソードを見せた場合、話の焦点はブチャラティとの出会いにあるように感じられますが、本来どおり後の見せ場でこの話が語られた際、焦点になっているのはアバッキオの行動原理や性格の本質、人間性についてのことです。
どのタイミングでやるのかによってエピソードの解釈が違ってくるので、その辺りが作者の伝えようとしているところとはちょっと違っているかもしれないですね。
ムーディ・ブルース
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ジョルノの覚悟を目の当たりにして、とうとう能力を使う決意をしたアバッキオ。
ムーディブルースの出現の仕方が予想以上にかっこいい!
もともとムーディ・ブルースはそんなに難解な能力のスタンドじゃあありませんが、ナランチャの姿になって再生するところや、特に早送りの場面なんかはアニメならではの表現力ですごくわかりやすくてよかったです。
かいている汗や脈拍までも、全ての記録を再生することができるムーディ・ブルース。
対象をどこまでも追跡するこの能力は元警官のアバッキオにぴったりの能力ですね。
しかし、しぼんでパイプの中に引きずり込まれていくナランチャ(の行動をリプレイしているムーディ・B)の行く先をジッパーで切開してみてもそこはからっぽ…。
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「『敵の謎』はもうひとつあるッ!それがわかりかけて来たッ!マストを見たときの違和感…あの時…」
危険が迫る中、ブチャラティの忠告を聞かずムキになって推理に没頭するアバッキオの姿はすごく警官ぽい!
そしてここでも、親切なアニメのアシストが。
「LAGOON2」…この部分、原作では数字の表記はなく、ただ「LAGOON」と描いてあるだけです。
アニメではこの数字の部分を何度も画面に映してくれていたので、原作未読の人も理解しやすかったかも…?
2隻の船
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「あっあ~~~♪待て待て待て あっあっあ~~~♪しゃべんのはこのオレだ…」
アバッキオを引きずり込んで意気揚々と近づいてきたハエ。
♪マークの部分はアニメではどうなるのかなと思っていたけど、なるほどこういう感じなのか…。
そもそもこのハエはジョルノが変化させたナランチャの靴であってズッケェロではないんですが…
絶妙に腹立つな…(笑)
アバッキオの残したヒントによって既に答えにたどり着いているブチャラティの迫真の演技?にまんまと騙されて、調子に乗ってしまうズッケェロさん…と思って見るとちょっとおもしろい。
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「ニャアニャア鳴くのはウミネコだ」
船底にあけた穴から水が入ってくる絶好のタイミングを見計らいつつ、余裕の態度でズッケェロを小馬鹿にするブチャラティ。
ブチャラティの「ニャアニャア」がかわいすぎました。
ギャングもニャアニャア言うんだ…。
こういうシュールなセリフまわしもジョジョらしさのひとつですね。
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「船は『2隻』あったッ!」
ジョジョ5部を読むとき、何度読んでも毎回必ず引っかかるひとつの謎がやってきました。
アニメでは結構分かりやすく描いてくれていたと思うんだけど、それでもやっぱり難しいですね。
原作ではぺちゃんこになって引きずり込まれるナランチャ(ムーディ・B)の姿が、切開したパイプの途中部分まで見えていたりするので、どこから内側のパイプに切り替わっているのか…とか、気になることがたくさんあります。
あんまりリアルに考えすぎるとドツボにはまって余計に分からなくなるので、ここは自分なりの解釈と雰囲気で納得しましょう。
とにかく「船は2隻あった」んです。
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アバッキオたちを人質に取り”シャバイ”脅し文句を吐きながらついに姿を現したズッケェロは、スティッキィ・フィンガーズの攻撃によって敢え無く戦闘不能に。
アバッキオの表情にジワジワきますが、原作のほうではもっと安らかな顔をしているので興味のある方はぜひご確認を…。
アニオリ
ズッケェロを倒し、無事元の姿に戻ったアバッキオがブチャラティと微笑み合うシーン、そして過去エピソードの最後にブチャラティが登場するシーンは原作にはなかったアニオリです。
「大切なのは結果ではなく そこに至る道筋だ
オレのチームに来い、過去に縛られたまま死ぬな」
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
ブチャラティの言葉を聞いて彼のチームに入ることを決意したアバッキオ。
一瞬後ろを振り返りますが、これは縛られていた過去と決別するという描写なんでしょうね。
序盤の過去エピソードの最後とED後のシーンが繋がってるというのもなかなか粋な演出です。
アニオリ部分は原作以上にブチャラティとの関係を強調しようとしてるのかなという印象ですが…
アバッキオ回となった第6話は、アバッキオのかっこいいところがたくさん見られてとてもよかったです。
スタンド名…ムーディー・ブルース
本体…レオーネ・アバッキオ(21歳)
破壊力ーC スピードーC 射程距離ーA(再生中) 持続力ーA 精密動作性ーC 成長性ーC
能力…その人物に起こった『過去の出来事』を録画したビデオのように現在まで「再生」して見る事ができる。
- 「再生」中のスタンドは防御も攻撃もできない無防備状態となり、自由なコントロールは不可能となる。
- 「再生」を解けばコントロール可能。
ジョジョの奇妙な冒険49巻
スタンド名…ソフト・マシーン
本体…ズッケェロ
破壊力ーA スピードーC 射程距離ーE 持続力ーA 精密動作性ーD 成長性ーE
能力…その人や物をスタンドの針でつきさすと風船がしぼむようにペチャンコにしてしまう。
射程距離が超苦手なため広大な所ではなかなか攻撃にうつれないがヨット船のように限定された場所なら、この上もなく恐ろしい能力である。
人質をとるのに最適任のスタンド。
ジョジョの奇妙な冒険49巻


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