【からくりサーカス】第5話…脈絡なくリーゼ登場…余韻なしの鳴海生存

からくりサーカス第5話勝の世話を焼くメイド姿のしろがね

参照:からくりサーカス第5話

入院生活を終え、戻ってきた日常。

元いたストローサーカスを辞めて勝の家の護衛兼メイドとして暮らすことになったしろがねは、過保護なほどに勝の世話を焼いています。

才賀貞義の屋敷での騒動から2ヶ月が経過していました。

【からくりサーカス】第4話…カット&改変が目立った序盤の山場



第5幕 サーカス~出発

それぞれの新生活

からくりサーカス第5話登校する勝としろがね

参照:からくりサーカス第5話

「二人で歩いていきたいんだよ」

お抱え運転手の送迎を断り、鳴海への思いを馳せながら、近くの高校に編入したしろがねと一緒に歩いて学校に向かう勝。

原作ではこの時二人が生活していたのは叔父である善治の家です。

身寄りのない小学生の勝は結局善治の養子になり、事件以来すっかり勝に怯えている善治を上手くあしらいながら暮らしているのですが…

アニメでは「ぼくの家」と言っていたところを見ると、善治は救出シーンだけでなく今後の登場シーンも全カットなのかも…。

しろがねが勝の家でメイドの仕事をしているというのもアニメオリジナルです。

 

そして一緒に生活するにあたって、善治が再び勝に悪さをしないようにと影ながら見守ってくれていたのが、阿紫花と彼の弟分の羽佐間でした。

からくりサーカス4巻勝を護衛する阿紫花

参照:からくりサーカス4巻

お礼を言う勝に照れくさそうに舌打ちをする阿紫花ですが、悪人顔とは裏腹に結構いい人なんです。

もちろんそんなシーンもカット。

この回からは、ひたすら余計な部分は削ぎ落とす!という強い意志を感じますね…。

いや、今後のことを考えたら小さなエピソードだって余計でもなんでもないんですが、とにかく尺が…。

登校途中の会話も必要最低限という感じでした。



いじめっこたち

久しぶりに登校した小学校で、勝はまた以前のようにいじめの標的になってしまいます。

しかし、貞義の屋敷で遭遇した災難に比べたら大したことはないと、どんな嫌がらせも余裕の表情で受け流す勝。

からくりサーカス第5話いじめっ子梶山といじめに屈しない勝

参照:からくりサーカス第5話

そりゃあそうだ。

あの場所で死にそうな目に遭ったことを思えば、上履きがないとかちょっとお尻がチクチクするとか、馬鹿馬鹿しくて笑っちゃうレベルでしょう。

さらに、勝が何をされても笑っていたのは鳴海の言葉を大切に思い、自身もまた鳴海のようにいつでも笑っていられる人間になろうとしているからなのですが…

いじめっ子たちはその態度が余計に気に入らなかったようで、ついには直接殴りかかってきます。

 

勝を案じてそんな一部始終を小学校の窓の外から見ていたしろがね…。

からくりサーカス第5話デフォルメしろがねとあるるかん

参照:からくりサーカス第5話

すごい既視感。

何だろう…ガッシュ…?(笑)

しろがねもあるるかんもデフォルメされた表情がカワイイですね。

勝を助けようと今にも飛び出しそうになっていたけど、勝は鳴海との約束を守ろうと自分の力でその場を納めました。

本当に成長しましたねぇ。



しろがねの高校生活

一方授業をサボったしろがねは先生にしかられてしまいましたが、勝曰く…真面目だから高校でもうまくやってると思う…とのこと。

その言葉通り、家庭科や体育の授業ではそのポテンシャルを十分に発揮して目立ちまくるという、本人が望んではいない形でクラスに打ち解けています。

国語の授業ではCV林原めぐみによる”いい声”の音読で、クラス中を虜にしていました。

このときしろがねが読んでいたのは『あるるかんの死』という森川義信氏の詩。

あるるかんの死

眠れやはらかに青む化粧鏡のまへで

もはやおまへのために鼓動する音はなく

あの帽子の尖塔もしぼみ

煌めく七色の床は消えた

哀しく魂の溶けてゆくなかでは

とび歩く軽い足どりも

不意に身をひるがへすこともあるまい

にじんだ頬紅のほとりから血の色が失せて

疲れのやうに羞んだまま

おまへは何も語らない

あるるかんよ

空しい喝采を想ひださぬがいい

いつまでも耳や肩にのこるものが

あっただらうか

眠るがいい

やはらかに青む化粧鏡のなかに

死んだおまへの姿を

誰かがぢつと見ているだらう

森川義信「あるるかんの死」

あるるかん(arlequin)とはしろがねが操るからくり人形と同じ道化師のことですが、こんなところにも要素を盛り込んでくる藤田先生、好きです。

「あるるかんよ」という呼びかけの部分を敢えて入れないところもいいですね。

 

ちなみに、しろがねは書く方はさっぱり。

からくりサーカス4巻黒板に字を書くしろがね

参照:からくりサーカス4巻

「ツ」と「シ」を絶対的に間違えている…(笑)

教科書にも自分の名前を大きく「ツロガネ」と書いてあり、それを見たクラスメイトたちからは愛を込めて「つろがね」と呼ばれたりしています。

しかし当然のようにここもカット。

こういうところもしろがねのチャームポイントなのに残念です。



仲町サーカス

そんな一見楽しげな学校生活を送っているしろがねですが、その胸の内にはあの時鳴海に笑ってあげられなかったという自責の念があり、そのせいで他人からどんなに好意を寄せられても笑うことができずにいました。

それを心配した勝はしろがねに自分の好きなことをして笑顔になってもらおうと、町のサーカス芸人たちのもとへ彼女を案内します。

…が。

からくりサーカス第5話仲町サーカスの団員

参照:からくりサーカス第5話

「なんか望みが出てきたぜ!仲町サーカスの復活のよぉ!」

えっ?

これは驚きの展開です。

原作で言うと1.5巻分くらいすっ飛ばしているんでしょうか…。

夜の学校でのいじめっ子たちとの喧嘩や、人形使いの残党との戦いがまるっと無かったことに。

そのエピソードがあることで、勝が転校を決めて町を出る…という話になっていたと思うんだけど…。

ということは転校はせず、いじめっ子たちとも分かり合えないままなんだろうか…。

仲町サーカスの面々との出会いも本当は夜の学校でした。

 

さらにビックリだったのは庭先を掃除してる女の子…。

からくりサーカス第5話リーゼロッテ

参照:からくりサーカス第5話

エェ…

リーゼロッテ、普通にいるんですけど…。

世界的に名の知れた猛獣使いの彼女を擁していながら仲町サーカスはこんなにも寂れているってこと?

リーゼロッテ編は全カットなのか、あとで回想として出てくるのかわかりませんが…。

彼女のすごくカッコイイ姿が見られる重要なエピソードなので、大事に再現して欲しかったです…。

 

もうとにかくカットが多すぎて補足説明もしきれません。

そもそもこの大作を3クールにまとめると言うのが無茶だったのか。

前回衝撃的な退場をした鳴海も、1話と空けずにあっさり生存示唆…。

からくりサーカス第5話生きていた鳴海

参照:からくりサーカス第5話

早すぎる!

何の感動も余韻もない!!

だけどこのスピードで最後まで突っ走るんでしょうね、きっと…。

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アネ

FF、テイルズ、幻想水滸伝など主にRPGが大好き。本とアニメとゲームさえあれば生きていける完全インドア派。
好きな声優は中村悠一さん。

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