©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project
行方不明になったキリトを追ってラースの研究施設「オーシャン・タートル」に辿り着いたアスナ。
前回の第六話は、アスナが菊岡を問い詰めアリシゼーション計画の説明を受けたところで終わりました。
アニメ第七話からは、現在キリトがダイブしているSTL内の仮想世界「アンダーワールド」の話に戻ります。
この第七話は原作を大幅にカットしただけのダイジェスト版のようなものだったので、感想という感想はありません。
そこで、今回はストーリーの補足的な内容を気ままに書いていきたいと思います。
第七話「剣の学び舎」のあらすじと感想①
跳ね鹿亭の蜂蜜パイ
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ユージオに起こされて街に出たキリトが食べているのは、北セントリア六区東三番通りにある “跳ね鹿亭” の蜂蜜パイです。
原作小説を読んでいた時も、絶対に美味しいだろうなと思っていましたが、アニメで見ても、やはり美味しそうに描かれていました。
ルーリッド村を出てからの2年間のダイジェスト
二人は歩きながら、ルーリッド村を出てからの2年間を振り返ります。
アニメでは約1分間のダイジェストになっていますが、この部分は原作の “第3章 ザッカリア剣術大会” のP141~196に該当します。
これまでの制作陣の傾向を考えると、この部分は絶対にカットされるだろうと思っていたので、特に驚きはありませんでした。
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ダイジェストで紹介された上の画像は、ルーリッド村を出た二人が住まわせてもらっていたザッカリア近郊の「ウォルデ農場」での1枚。
ユージオと一緒に藁を運んでいるのが牧場主の妻であるトリザ・ウォルデで、キリトが怪訝そうに見ているのはテリンとテルルの双子です。
二人はこの牧場で仕事を手伝いながら、ザッカリア剣術大会が開催されるのを待ちました。
ザッカリア剣術大会の内容と結果
ザッカリア剣術大会では、予選の演武(剣技の型)を突破した16人が東と西の2組に分かれて戦います。
そして、それぞれの組で1位になれば、ザッカリア衛兵隊への入隊許可を得られます。(東西の1位同士の最終戦はなし)
大会当日、幸運にも?東西の組に分かれることになったキリトとユージオ。
ダイジェストで紹介されていたのは、西組に振り分けられたキリトと、ザッカリア領主の血筋であるイゴーム・ザッカライトの試合です。
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イゴームは卑怯な手段(剣のすり替え)を使ってキリトを倒そうとしましたが、キリトのアインクラッド流二連撃技 “スネークバイト” で武器を破壊され、勝負あり。
一方、ユージオも難なく東組の1位になり、晴れて二人はザッカリア衛兵隊に入隊することができたのでした。
キリトの傍付き相手ソルティリーナ・セルルトについて
衛兵隊に入隊した二人は、翌年の春に「帝立修剣学院」の受験に必要な推薦状を得ました。
現在のキリトの身分は、”帝立修剣学院初等錬士” であり、上級修剣士次席のソルティリーナ・セルルト(通称リーナ先輩)の “傍付き” です。
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ちなみに、リーナ先輩は千変万化のセルルト流の使い手であり、三等爵家の嫡子です(貴族は一等から六等まで存在)。
リーナ先輩の声を担当したのは潘めぐみさんでしたが、どうしても滑舌(特にさ行)が気になってしまい、話に集中することができませんでした。
ちはやふるの花野菫役やHUNTER×HUNTERのゴン役では良い演技を見せていましたが、今回の配役は声が低すぎたのかもしれませんね。
ユージオの傍付き相手ゴルゴロッソ・バルトーについて
ユージオもキリトと同じく傍付きであり、その相手は上級修剣士第三席のゴルゴロッソ・バルトーです。
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バルトーは平民出身ながら、一撃必倒のバルティオ流の使い手であり、高等錬士の中でも上位12人しか任命されない上級修剣士の一人です。
同じ学院の生徒であり、さらに同じ上級修剣士でありながら、リーナ先輩とゴルゴロッソ、そして主席のウォロの制服の色が違うことを不思議に思う人もいるかもしれません。
これは、上級修剣士のみに許された謎の「特権」で、制服の色を自由にカスタマイズできるためです。(上級修剣士になったキリトが選んだ色は、もちろんあの色)
次回につづく…
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