【SAOアリシゼーション】第十一話 地下牢からの脱出、エルドリエ登場

saoアリス

参照:ソードアート・オンライン アリシゼーション第十一話

囚われたティーゼとロニエを救うために、ウンベールを傷つけライオスを殺してしまったユージオとキリト。

禁忌を犯し大罪人となってしまった二人は公理教会に引き渡されることになりました。

ユージオは二人を連行するために現れた”アリス・シンセシス・サーティ”と名乗る公理教会整合騎士の姿を見て驚きます。

なぜなら、その整合騎士こそ8年前ユージオの目の前で連れ去られた”アリス・ツーベルク”本人だったからです…

【SAOアリシゼーション】第十話④事件の顛末・アリスとの邂逅

第十話はいろいろな意味で凄い回でしたが、この十一話は繋ぎの回であり特に見せ場もないので、気になったところだけを気ままに書いていきたいと思います。



セントラル・カセドラルへ

連行されるキリトとユージオ

saoアリスに吹き飛ばされるユージオ

参照:ソードアート・オンライン アリシゼーション第十一話

幼馴染のアリスと同じ姿・声・香りをした整合騎士アリス・シンセシス・サーティに触れようとしたユージオは強烈な一撃を喰らいます。

「……言動には気をつけなさい。私にはお前たちの天命を、七割まで奪う権利があります」

アニメではカットされていますが、原作ではこのアリスの一撃でユージオの天命が一割五分減らされたという描写があります。大ダメージですね…。

saoキリトたちの剣を運ぶティーゼとロニエ

参照:ソードアート・オンライン アリシゼーション第十一話

おとなしくアリスに連行され拘束具で縛められたユージオたち。

そこに二人の愛剣である”青薔薇の剣”と”黒いの”を持ったティーゼとロニエが現れます。

二つの剣はクラス40以上…アニメでは苦しそうではあるものの小走りで向かってくる二人ですが、原作では掌に血を滲ませながら懸命の歩みで持ってくるという描写になっています。

saoキリトたちの剣を軽々と持つアリス

参照:ソードアート・オンライン アリシゼーション第十一話

ティーゼたちのOC権限では持ち上げることすら難しい化物たちを軽々と持つアリス…

ここはアリスの底知れぬ力を端的に表したシーンになっています。

別れの時、ティーゼはいつか整合騎士になりユージオを助けに行くと誓い、ロニエは言葉にならない想いをキリトへのお弁当に込めるのでした…。



EMOM「イチエモン」

saoオーシャン・タートル

参照:ソードアート・オンライン アリシゼーション第十一話

キリトとユージオが飛竜の足に括りつけられ空高く舞い上がった後、舞台は現実世界のオーシャン・タートルへ移ります。

STLによる脳神経ネットワーク再生治療を行っているキリトを見つめるアスナ。

オーシャン・タートル内の鋼鉄製螺旋階段を登っている時にアスナが遭遇したのは《エレクトロアクティブ・マッスルド・オペレーティブ・マシーン》略してEMOMの”イチエモン”というロボットでした。

saoイチエモン

参照:ソードアート・オンライン アリシゼーション第十一話

比嘉は菊岡に指示されて仮想世界アンダーワールドの人工フラクトライトが現実世界で行動するために必要な器を作ろうとしていました。

人工フラクトライトは仮想世界では肉体を持っていますが、現実世界では魂だけの存在なので、その魂が入る器が必要というわけですね。

saoロボットについて議論する比嘉と神代

参照:ソードアート・オンライン アリシゼーション第十一話

「だいたいポリマー筋肉が前時代的なのよ。CNT使いなさいよ、そうすればもっと軽くなるでしょ」

ロボットに使う人工筋肉について熱い議論を交わす比嘉と凛子。

予算を気にする比嘉に対して凛子はポリマーではなく高価ではあるもののより軽くて高性能なCNT(カーボンナノチューブ)を使えと言っています。

その後、イチエモンはデータ収集用の試作機であり、よりスマートなAI搭載試験用の二号機(ニエモン)も存在するという話に。

ニエモンがイチエモンよりスマートな理由がオートバランサーにあることを一瞬で理解したアスナ…二人の天才科学者に匹敵する知能の持ち主のようでしたね。

ただし、尺の関係でアニメではそういう描写になっただけで、原作では凛子によってしっかり説明された後になんとか理解できたという感じになっています。

「……比嘉くん。そのニエモンは、まだ自律歩行はできないのよね?」

ニエモンの話の途中、不意に何かがひっかかった様子の凛子が発したこの言葉の意味は後々…。

sao二人のラース研究員

参照:ソードアート・オンライン アリシゼーション第十一話

アスナは凛子と一緒に朝食を食べるために食堂に向かいます。

その途中に通路ですれ違ったラース研究員と思わしき二人組。

アニメでは少し何かが気になっただけといったアスナの反応ですが、原作ではこう書かれています。

伸ばした髪を後ろで束ね、無精ひげを浮かせた男の横顔に見覚えはない。だが――頭の奥のほうがちくちくとする。もしここがアインクラッドなら、細剣を抜かないまでも、柄に指先をふれさせていたであろう感覚……。

ソードアート・オンライン11アリシゼーション・ターニングより

勘のいい人ならこの時点で何かに気付いた人もいるかもしれませんね。

アスナが感じた奇妙な感覚の謎も後々分かります。



整合騎士エルドリエ・シンセシス・サーティワン

sao牢につながれたキリトとユージオ

参照:ソードアート・オンライン アリシゼーション第十一話

舞台はまたアンダーワールドへと戻り、地下牢に入れられたキリトとユージオの会話になります。

アニメではカットされていますが、原作ではこの場面でライオスの命を奪ってしまったことに対するキリトの考えが書かれています。

罪の意識はもちろんあるが、二年前にルーリッド北の洞窟で斬り殺したゴブリンもライオスと同じ人工フラクトライトであり、ここで罪に苛まれて立ち上がれなくなるようでは、ライオスよりも強かったゴブリン隊長(ウガチ)に申し訳が立たないという内容です。

【SAOアリシゼーション】第四話①ゴブリン戦で感じた本物の痛み

原作を読めばライオスを殺めてしまったことに何の感情も抱いていないわけではないのが分かりますが、アニメしか見てない人にとってはキリトが無感情な人間に見えるかもしれませんね。

sao砕けた鎖のリング

参照:ソードアート・オンライン アリシゼーション第十一話

現実世界ではありえない方法で両手を拘束していた鎖を破壊し牢から脱出する二人。

原作ではこの場面で獄吏(看守)の境遇について考え込むキリトの描写があります。

十歳になって与えられたであろう獄吏という《天職》。

太陽の光が全く届かない地下牢で寝起きし、無人の牢屋を見回りし鐘に合わせて眠るだけの人生…。

キリトとユージオの二人は獄吏に複雑な感情を抱きながら地下牢を後にするのでした。

sao咲き誇る薔薇

参照:ソードアート・オンライン アリシゼーション第十一話

地下牢を脱出しセントラル・カセドラル内部への侵入のために柵に囲まれた通路を走る二人。

「初めて見るけど、間違いない。これ……《薔薇》だよ、キリト」

通路の至るところに咲いているのに当初は全くスルーで、しばらく経ってからようやく周囲が薔薇だらけということに気付いたユージオ。

ここはかなり不自然なシーンだったと思います。

実はアニメでは薔薇は咲き乱れていましたが、原作ではまだ花は咲いておらず蕾の状態だったのです。

だからキリトもユージオもその存在に当初は気付かなかったのですが、原作の設定だけが残ってしまってこんな不自然なシーンになったというわけですね。

それから、アニメでは《四大聖花》の説明をカットしているので、薔薇についても全く触れられていませんでしたが、薔薇は多くの神聖力を放出する四大聖花のさらに上に位置し《神々の花》とも呼ばれている珍しい植物なのです。

【SAOアリシゼーション】第七話②空間リソースや四大聖花等の補足

蕾だけでも膨大な空間神聖力を放出する薔薇。

なぜここで薔薇の話になったのかですが、アニメでカットされている原作の流れは以下の通りです。

  1. 薔薇が何千、何万と植えられている
  2. 薔薇は膨大な空間神聖力を放出する
  3. 空間神聖力が豊富なので高位神聖術を使うことができる
  4. 二人の剣の場所を調べることができる高位神聖術を使う
  5. その方向に向かう

原作を読めば、二人は闇雲に通路を走っているのではなく”青薔薇の剣”と”黒いの”が保管されている場所に向かっているというのが分かります。

saoエルドリエ・シンセシス・サーティワン

参照:ソードアート・オンライン アリシゼーション第十一話

「――私は整合騎士、エルドリエ・シンセシス・サーティワン。ほんのひと月前に《召喚》されたばかりで、いまだ統括地もない若輩だが、そこはお許し願おうかな」

剣の在り処を求めて迷路を進み続ける二人の前に現れたのは、アリスを師と仰ぐ整合騎士エルドリエでした。


この回はできるだけカットしてテンポよくといった感じでしたね。

制作の思惑通り一気にエルドリエのところまで進みましたが、カットされた中にはキリトやユージオの心情などがたくさん含まれていますので、より深く作品を知りたい人は是非原作を読んでみてください。

次回第十二話は「図書室の賢者」です。

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